ALS新薬をすぐに承認すべきです(米国神経学会誌) | やまいものsay it with flowers

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嚥下困難、上肢、肩の筋力低下があります。2015年3月6日にALSと診断されました。脚の調子はいいので、てくてくお散歩をつづけています、いまは小康状態かな。
いままでのALSブログのまとめは、右欄で。。

ALS(筋萎縮性側索硬化症)について

 

 

 

新薬AMX0035が米国アメリカで認可審査中ですが(最終決定は6月)

 

 

 

FDAはいくつかの問題点を指摘しており、先日の審議会でも議論がなされたところです(前回ブログ)。

 

 

 

これについてMGH主任メリット教授は「反論」ともいうべき論文を発表しました。

 

 

 

 

興味深い内容なので少しご紹介します。

 

 

 

 

FDA(米国食品医薬品局)

 

 

 

 

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反論」を発表したのはMGHの

 

 

Merit Cudkowicz教授(メリット先生)

 

 

 

おなじみですね。

 

 

 

(MGH: マサチューセッツ総合病院主任、ハーバード大学教授)

 

 

 

 

論文は医学雑誌Annals of Neurologyに掲載されました。

 

 

 

同誌は神経学分野のトップジャーナルで米国神経学会の公式誌です。エディトリアルという形式で発表しました。

 

 

 

ジェレミー教授(バーロー国立神経研究所)との連名です。(文献1)

 

 

 

 

 

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以下は論文の引用です。

 

 

 



AMX0035の効果は確固たるものです。



主要エンドポイント(目標とする効果)を十分満たしています!

 

 

 

ところが、FDAはいくつかのポイントから効果は十分ではないと指摘しました。



私たちは、この指摘は全て誤り! と強く主張します。



 AMX0035は病気の進行を遅くします。 5〜6か月の延命効果も見られました。

 

 

 

 137人の参加者のうち136人の生存が確認されたことも注目されます。これは画期的なことです。



承認が遅れた場合、患者さんにお薬は届くのは3年遅れます。 AMX0035の安全性は確立しています。承認プロセスを柔軟に運用し、すぐに承認することを勧めます。

 

 

 

 

以下、FDA検証チームの論点(下記)について、ひとつひとつ反論していました。

 

 

 

 

 

主なポイントは、主要エンドポイントの統計、二次エンドポイントの扱い、ランダム化の適正性、他の認可薬との比較など。。

 

 

 

 

 

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感想

 

 

 

 

メリット教授の反論。

 

 

 

短期間に論文として公表されたもので、意気込みが感じられます。

 

 

 

学会からの強力なサポートですね。うずまき

 

 

 

さてFDAの判断はどうなるのか?

 

 

 

難関ですが、最終判断を待ちたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

ここまでご覧いただきありがとうございましたお願い

 

 

 

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文献

 

 

1 Merit E. Cudkowicz , Jeremy M. Shefner D Regulatory Approval in ALS; When Is a Single Study Enough?
Annals of Neurology 28 April 2022 https://doi.org/10.1002/ana.26371