夢にも現れてくれないのは、私がだめな母親だったからか。
確かに。
亡くなるその日にも
いなくなってしまうと思っていなかった。
その日
お母さん、朝、仕事行ったね。
ずっと休んでたから。
呼吸が苦しくなってたの、分からなかった。
先生も大丈夫と言ってたから。
産まれてからずっと、
いや、生まれる前からずっと、
私はゆいの苦しさ、しんどさ、なにも分かってなかったね。
あなたはそのことを不満に思ったり、怒ったりしていないと思うけど。
あなたのように
自分のできることを自分の精一杯できる私であれば
せめてそうなろう。
ならなくては。
