I am what I am. Take it or leave me alone. -5ページ目

I am what I am. Take it or leave me alone.

ブログの説明を入力します。


彼がいなくなって数日。

日に日に愛おしくなる。
会いたくなる。

ちょっと涙もろくて
ドラマとかでもすぐ泣いちゃって。
差し出したティッシュが
あっという間に湿っちゃう。
そのくせ男らしいところもあって
わたしがヘコむと
いつもと変わらない笑顔で
味方だよって。
大丈夫だよって。

打たれ弱いところも
泣き虫なところも
強く、優しく抱きしめてくれるところも
みんな、みんな、
大好きなんだ。

あの時、ああしてたら。って
思わない日はないし
離れたとしても
会おうと思えば会えた今まで。
今はもう、彼のぬくもりに触れることはできない。
一緒に年をとることもできないし
おじいちゃんになった彼に
シワが増えたねって
笑って言うこともできない。

わたしが泣いたら
抱きしめてくれたのに。
なにも言わず
ただただ安心させてくれたのに。

彼がいない現実が
現実だと思えないのに
彼の声が、優しい、優しいあの声を
もう、思い出せないの。
分からなくなっちゃったの。
ぼんやり、霧がかかってるみたい。

携帯の中で動き、笑う彼を見て
ああ、彼の声、こんな風だったなって
思い出すんだ。