~9話 あらすじ~
病室を後にしたガンジュを諦められないドゥリムは部屋を飛び出し後を追いかける。
ガンジュは偶然 イヒョンと会う。
イヒョンはイギョンとは会わないで欲しいと告げるが ガンジュは無言で立ち去る。

そのすぐ後にドゥリムがやってくる。
「行かないでください!」後ろからドゥリムの声が聞こえた。

ガンジュの背中に抱き付くドゥリムの姿があった。

ドゥリム「愛してます!…愛してるんです…」

ガンジュ「お前 バカなのか?何でこんなに聞き分けが悪いんだ?」
ドゥリム「私そんなものは信じません…関係ないです」
ガンジュ「俺の為に、お前を犠牲にするな」
それでも頑なに拒むガンジュ。
残されたドゥリムは泣き崩れるしかなかった。
そんな姿をイヒョンもまた黙って見てるしかなかった。
慌てて病院に駆け付けたジンジュとドゥリムの祖母。
元気のないドゥリムを見て心配する二人。
夜も更け、ジンジュが一人病室へ。
辛そうなドゥリムの姿を見たジンジュはもうチェ・ガンジュを追いかけるのは
止めた方がいいと助言する。
ジンジュ「ドゥリムはチャン・イギョンじゃないんだから…。
ナ・ドゥリムはチェ・ガンジュを好きになったらダメなのよ」
ドゥリム「どうしていけないの?私にはお金もないし、
可愛くもないし 賢くもないから?だからなの?」

ジンジュ「バカね…あんたがもっと辛くなるからよ!
いつまでも騙し続ける事は出来ないじゃない
本当の事がバレた時に チェ・ガンジュがあんたの事を嫌ったり、
近くに来るなって言ったらどうするつもり?」

ドゥリム「…ジンジュ!それでも私はチェ・ガンジュの事 離せないみたい
あの人の心を掴みたいの…出来る事なら…
一生 あの人の傍に居たい」
ジンジュは切ないドゥリムの胸の内を聞くと もう何も言えなかった。
その晩…チェ家では…。
どうする事もできない想いが爆発して ガンジュは離れの祭壇に物をぶつけ、壊し
苦しんでいた。
びっくりした両親が駆け付けるが すぐにイルドはガンジュに平手打ちをする。


イルド「自分の心すら統治できないのに 他の人の心を抱こうとするなんて!
幻の虜になって 恐ろしさを乗り越えられないのなら 全て諦めてしまえ!」

初めて見るガンジュの姿にどうしたらいいかわからないミョンヒ。
ただイルドの言う通りに離れから出て行くのだった。
イヒョンは入院したドゥリムの事で どうしてチェ・ガンジュに連絡をしたのか、
一体何を企んでいるのか ジェランに問いただしていた。
ただドゥリムが可哀そうで…誤魔化すジェラン。


イギョンもまたドゥリムなんかのせいで怒っているイヒョンを責め立てる。
ドゥリムの気持ちがわかったのならこれ以上、ドゥリムの為に声を荒げる事は
やめなさいとイヒョンを制するが、イヒョンもそんなジェランの考える事が
他に理由があるからだろうと言い返す。
対立する二人の姿にイギョンは不安になる。
ドゥリムは退院するとすぐにジェランに会いに行った。
ガンジュの花嫁になりたいと取引を申し出た。
たった1日だけの花嫁になるとしても…。
ドゥリムが死ぬことになるかも知れないのにそんなことは出来ないと
反対するジェラン。

ドゥリム「私はガンジュさんがいないとダメみたいなんです。
どうか横にいさせてください」
ジェラン「これがどんなに危ない事かわかっているの?
何があっても あなたの気持ちが変わらないという自信はある?」
ドゥリム「(頷き)その代り、万が一、私が死ななければガンジュさんの
横にいさせてください。
ガンジュさんに真実を言う機会をください。。。
チャン・イギョンではなく、ナ・ドゥリムとしてガンジュさんの横にいさせてください」
ジェラン「ガンジュが受け入れてくれると思う?」
ドゥリム「これ以上、騙したくないんです
ガンジュさんを失う事になっても真実を打ち明けたいんです
そうしてくださいますか?」
イギョンの電話を渡されたドゥリムはすぐにガンジュに電話をする。
が、電源が切られ繋がることはなかった。

こっちから頼まなくても 自分から死んでもいいと言ってくれるドゥリムに
ジェランは願ってもいない展開に笑みがこぼれる。
そんなドゥリムにイギョンも命を懸けた愛が格好いいわ…とあざ笑っていた。
ドゥリムは電話が繋がらないガンジュに会いに行く。


懲りずに花嫁になりたいというドゥリムに呆れるガンジュ。

するとドゥリムは車から降り、車道へ飛び出す。

驚いたガンジュは「死にたいのか!」と怒鳴る。

ドゥリム「ガンジュさんには関係ないでしょ?
ガンジュさんが私の事を先に捨てたじゃないですか!」
ガンジュ「チャン・イギョン!」
ドゥリム「怖がり!!
私を失うなんてどうして確信するんですか?
定まった未来なんて無いです!
まだ起こってもいない未来のせいで何故 今この瞬間を捨てるんですか?
相手がどんなに強くても…
倒れて壊れたとしても…
立ち向かっていく勇気はないんですか?
私は打ち勝つ自信があります
ガンジュさんと一緒なら…」

ドゥリム「後悔しない自信はありますか?
私は 手放して 一生後悔して過ごしたくはありません」


ドゥリム「私が一番怖いのは…
二度とガンジュさんに会えなくなるという事です
ガンジュさんを諦めて それを一生後悔しながら生きたくないです」
お店に食事に来たキム秘書にジンジュは気になっていた事を尋ねる。
どうして代表は破婚したのか…。

一瞬迷うがついキム秘書はチェ家の呪いの噂話をしてしまう。
真実はわからない噂話ですが…と言われたがジンジュは破婚するなら根拠があるのでは?と
ドゥリムを心配していた。


その晩、ミョンヒを訪ねて来ていた祖母。
ガンジュの破婚の話を聞いて帰宅する所でイルドと会うが
そのまま無言で立ち去った祖母。
ミョンヒは破婚した理由を全て話したとイルドに伝えた。
ドゥリムは店に戻るとイヒョンが待っていた。
退院したドゥリムを心配し、またジェランに何か言われたのかと
気にしていた。
心配しないでとドゥリムはイヒョンを見送った。
ミョンヒはドゥリムを呼び ガンジュも苦しんでいると伝えた上で
ドゥリムの考えを聞きたいと告げる。


ドゥリムは正直に家が反対してもガンジュの傍を離れたくないと答える。
ドゥリムの気持ちを知ったミョンヒは安心する。
イルドは祖母の元を訪ねた。
30年前の運転手の件で、交通事故の事もよく知っているようだったと…。
驚く祖母。


ガンジュはずっと考え込んでいた。
あの日、ドゥリムに言われた言葉を…。
そしてガンジュは意を決してジェランに会いに行く。
縁談もなくなった今、話す事はないというジェランに
ガンジュはもう一度やり直したいと話した。

ガンジュは義母の許しをもらいに来たのだった。
それはイギョンの命を差し出せと言ってのるかと聞くと
ガンジュは黙って跪いた。
その姿を見たジェランはイギョンがもらったネックレスをガンジュに突き返した。

ジェラン「破婚にしておいてこれはないでしょう?
でも破婚がなければ私達は何も知らずに結婚していたでしょうから!」

ガンジュ「愛してるんです!…もう一度…引き留めたい程に…」
チェ家の話を知った今、この縁談を許可するはずはない…
愛よりもっと重要なのはイギョンの命だと…。
それ以上、ガンジュは何も言い返せなかった。

そしてガンジュが家に来たことをドゥリムに伝えるジェラン。
ガンジュがもう一度やり直したいと言っていたと…。
翌日、太陽デパートのガンジュの部屋で待つドゥリム。
約束無しで現れたドゥリムに苦笑いのガンジュ。

天下のチェ・ガンジュが膝を付いた姿が見れなくて残念とからかいながら
ガンジュに抱き付く。


ドゥリム「ありがとう 私の気持ちを受け入れてくれて」
ガンジュに思いを伝えて一安心のドゥリム。
デパートの帰り道、エスカレータの反対側にボンスクを見つける。


一気に逆上したドゥリムはボンスクを追いかけた。
慌てたボンスクもまたドゥリムから逃げようと逃走。
デパート内を走り回るボンスクを匿ったルミ。
知らん顔でドゥリムに話しかける。


ガンジュ兄さんと結婚したら命を失うかも知れないのに怖くないのかと。
ドゥリムは迷うことなく「一番怖いのはガンジュさんを手放して生涯
後悔しながら生きる事よ」と答えるドゥリム。
ドゥリムは今までのルミの行動も理解すると伝える。
ガンジュさんが好きな故の行動なんだと…柄にもない事を言うドゥリムに
戸惑いながらも ボンスクを助けまた何か企もうというのか。
イヒョンはイギョンがオフィステルを利用していたかどうかを秘書に調べさせていたが
そんな事実はなかったと報告を受ける。
しかしその秘書はジェランが先に手を回していた。


自宅に戻り イギョンの部屋に行くと携帯の音が鳴っていた。
普段使ってる携帯ではない 他の携帯が鳴っていた。
その携帯でイヒョンが見た物は…。
イヒョンは秘書がウソの報告をしたこと、
ジェランとイギョンが最初から企んでいたことを知る。

ドゥリムの店にまた占い師がやってくる。
祖母に見つかった占い師は慌てるが 祖母はドゥリムが入院して大変だったことが
占いの通りだったと勘違いし理解を示す。
占い師にまたいろいろ教えて欲しいと態度が180度 好転。
そこへドゥリムが出掛ける為に祖母に挨拶にやって来る。
ドゥリムの幸運のブレスレットを見た占い師は驚く。


チェ家の守護神がつけていたブレスレットと同じだったからだ。
ドゥリムは幸運のブレスレットと言われてもらっただけと言って店を後にする。

占い師も急いで店から出る。
占い師「それにしてもどうしたものか…
幸運ではなくて 死の影が近づいているとも知らずに…
あの娘さんの命をつなぐのは難しいだろうな…
いや…これは言ってあげた方がいいのかどうなのか…」


ドゥリムはガンジュにある提案をしていた。
盛大な結婚式ではなく 二人だけで愛を誓い合えばいいのではないかと。
ガンジュは離れで一人考えていた。

ガンジュは家ではなく自分の心の主人を守り、と自分の運命に立ち向かって行くと。
家の守り神に誓い離れの祭壇を後にした…。

二人はデパートで待ち合わせをしていた。
中々現れないガンジュに痺れを切らしたドゥリムは持ってきたお弁当を広げる。

その内、デパートは閉店し、照明までも消されてしまった。
すると足元に赤い毛糸玉が転がってくる。

その毛糸の先にはガンジュが笑顔で待っていた。
ガンジュからのサプライズと愛の告白だった。

ガンジュは首飾りをドゥリムにつけ、プロポーズをした。







家にドゥリムを送り届けたガンジュ。
これからは全部俺が背負うから心配するなと告げてドゥリムも安堵な気持ちで
ガンジュを見送る。


すると突然、イギョンが「後悔しない自信ある?」と目の前に現れる。
二人のイギョンの姿をルミが目撃したことにも気づかずに。

ドゥリム「はい…後悔しません」

イギョン「あなたの選択によって私達二人は チェ・ガンジュの花嫁になるのね
一人は死んで…一人は生き残って…
あなたの言う通り あなたが死んだらあなたとそっくりな私が
あなたの席を手に入れて 人々はまんまと騙されるだろうから…
私達がそっくりに生まれたのは もしかしたらこの為かもね…
結ばれる事のない因縁を結ばせる為に…
あなたは あの家の呪いが事実ではないと信じたいでしょうけど
あの家を守る存在がいるの。
時間を超越して 幽霊のように歩き回っている存在が…
多分、あなたもすぐに会うことになるわ
その存在に会った後、果たしてあなたの気持ちが変わらないでいられるかしら?」

イギョンの言葉に一言も返せないまま 家路に着くドゥリム。
そのドゥリムの跡をつけるルミ。
ドゥリムは店の前まで来ると ガンジュにもらったネックレスを外そうとする。
すると目の前の あの海岸に現れた謎の女性が現れる。


謎の女「私があげたブレスレット…今もまだ幸運が舞い込んで来ると思ってるの?
あなたは愛を得る代わりに命を失うでしょう…!」

正にその女性がイギョンが話していた家を守る存在だと気付くドゥリム。

10話へ続く。。。
ひゃ~~~((((((ノ゚⊿゚)ノ
怖いですね~ホラーですね~wwwww
家の守護神 一体何を考えてるのー

にしても久しぶりのキスシーンで(*^o^*)
しかも今回は本当にアツアツの本物のキスしてましたーw
長いし…www( *´艸`)
キャプ多くてミアネww
続きも気になりますが…ぜーぜーです(笑)
また首を長くしてお待ちください~www