法律時報  2023年11月号[特集1]証拠排除法則の総合的再検討 日本評論社 2023年1 | 法律大好きのブログ(弁護士村田英幸)

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法律時報  2023年11月号[特集1]証拠排除法則の総合的再検討


日本評論社
2023年11月号 通巻 1196号

 

毎月27日発売
[特集1]
証拠排除法則の総合的再検討
定価:税込 1,925円(本体価格 1,750円)

発刊年月    2023.10
雑誌コード    08027
判型    B5判
ページ数    160ページ

内容紹介
証拠排除法則の機能限界に関わる注目判例が多く出される今、その役割を明確化し議論を進めるため、根本的再検討を加えていく。

【法律時評】
原発処理水の海洋放出の問題と公法の課題……山下竜一
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■特集=証拠排除法則の総合的再検討
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企画趣旨——なぜ今証拠排除法則を問うのか……稻谷龍彦 

違法収集証拠排除法則の論拠の機能——下級審裁判例を素材として
  ……緑 大輔

司法の廉潔性概念について……南迫葉月

証拠排除の主張の訴訟法上の位置付け
——証拠排除をめぐる当事者等の主張と裁判所の判断との関係
  ……池田公博

違法収集証拠排除法則の法的性質について……斎藤 司 

違法収集証拠排除法則の比較法的考察
——裁判官による事前審査の位置づけという観点から……川島享祐 

権利侵害と訴訟上の主張——憲法学からのコメント……宍戸常寿 


コメント
違法収集証拠について、下級審裁判例の動向が知りたくて、
「違法収集証拠排除法則の論拠の機能——下級審裁判例を素材として」を、目当てに、本書を買いました。