ジュリスト 2023年1月号(No.1579) 【特集】担保法改正――現段階と今後の方向性 | 法律大好きのブログ(弁護士村田英幸)

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ジュリスト 2023年1月号(No.1579) 【特集】担保法改正――現段階と今後の方向性

 

2022年12月23日 発売

定価 1,760円(本体 1,600円)

有斐閣

 

長年議論されてきた担保法改正については,現在,法制審議会担保法制部会での検討も大詰めを迎え,担保法制の見直しに関する中間試案の公表が待たれる状況となっている。本特集では,より一般的な切り口からいくつかのテーマを設定した上で,現在の議論状況を踏まえ,今後の担保立法の在り方・方向性を展望する。

 

 

【特集】担保法改正――現段階と今後の方向性

◇新たな担保法立法がもたらすもの――判例法理との連続性・私的実行担保の体系性の見地から…田髙寛貴……14

 

◇集合財担保の法的構成をめぐる議論と今後の方向性…和田勝行……22

 

◇事業の担保化と担保法改正…佐藤正謙……28

 

◇集合財担保が担保するもの――担保実行手続における再交渉…中井康之……34

 

◇銀行取引実務の観点から…中原利明……40

 

◇担保法改正と金融実務――集合動産担保を中心に…堀内秀晃……46

 

 

コメント

筆者としては、動産債権登記特例法による登記が中心であって良いと考える。

ただし、担保権という性格上、法制審議会担保法制部会で提言されている細かい実行手続きの規定は設けるべきであろう。