預金者以外の者が真正なキャッシュカードを使用し正しい暗証番号を入力して現金自動支払機から預金の払戻しを受けた場合と免責約款による銀行の免責
最高裁判所第2小法廷判決平成5年7月19日
『平成5年重要判例解説』民法事件
預金返還請求事件
【判示事項】 預金者以外の者が真正なキャッシュカードを使用し正しい暗証番号を入力して現金自動支払機から預金の払戻しを受けた場合と免責約款による銀行の免責
【判決要旨】 銀行の設置した現金自動支払機を利用して預金者以外の者が預金の払戻しを受けたとしても、真正なキャッシュカードが使用され、正しい暗証番号が入力されていた場合には、銀行による暗証番号の管理が不十分であったなど特段の事情がない限り、銀行は、免責約款により免責される。
【参照条文】 民法91
民法478
【掲載誌】 最高裁判所裁判集民事169号255頁
裁判所時報1103号201頁
判例タイムズ842号117頁