中央経済社2018年
A5判: 212ページ
内容紹介
税金対策だけでは語れない。そこには人間心理や文化や価値観など多くの承継すべき事象があるから。
事業承継は相続税の問題だけではなく、企業経営や組織運営の一部であり、人間心理や文化あるいは価値観を含む総合的なアプローチが求められています。
しかし、人間心理、文化、価値観などは、体系的な説明が難しく、そのあたりのニュアンスをくみ取り感じるためには具体的事例を自社に照らして考えることが有意義です。
そうすることによって、自社の事業承継の問題をより鮮明に浮き彫りにできると同時に、その解決策のヒントが見つけられるはずです。
京都の老舗会計事務所が提示する事例から失敗しない理由が見つけられるはずです!
■親族内承継にみる成功例・失敗例
○長男への承継:相続時精算課税制度の適用による成功例
○長男への承継:親子不仲ゆえの失敗例
○娘への承継:過去の慣習に捉われなかった成功例
○娘婿への承継:事業再生が求心力になった成功例
○娘婿への承継:気負いと慢心が仇になった失敗例
○兄弟への承継:別会社で各々が力を発揮した成功例
○兄弟への承継:健全な経営議論ができなかった失敗例
○兄弟への承継:兄弟間の権限の偏りによる失敗例
■親族外承継にみる成功例
○役員・従業員への承継:番頭的な従業員による成功例
○別の企業への承継:M&Aによる成功例
■特殊な事業承継にみる失敗例
○医療法人の承継:資格取得できなかった失敗例
○農家の承継:遺言がなかったための失敗例
○女将の承継:養子縁組の失敗例
【感想】
事業承継の人間関係を考える上で、参考になるケーススタディ。
法律に関する説明はほとんどないので、他の本で補う必要がある。