ファイナンシャル・アドバイザーが「心構え」として、1年目には読むには向いていると思う。
しかしながら、中小企業のスモールM&Aの現状を知りたい人には不向き。中小企業庁の『中小企業白書』を無料でネットで読んだ方が良い。
評価は5点満点で、★1つである。
内容(「BOOK」データベースより)
小さいから安直でいいわけではない。人間味のあるウェットな面にフォーカスするなど、小規模ならではの重要ポイントがわかる!
規模も取引金額も小さいM&A取引が増えている。こうしたスモールM&Aならではの実行上のポイントを,アドバイザー,買主,売主それぞれの目線で,実態に即して丁寧に解説。
また、書評で「また単なるビジネス目線ではなく、筆者の大義(スモールM&A市場を発展させる。大廃業時代に挑戦する)を文中からひしひしと感じることができ、その想いに共感した。」とべた褒めしている人がいたが、疑問である。