いよいよ海への三日目、最終日です。
沖縄の海はからりと晴れ上がり、私たちを歓迎してくれました。
やっと梅雨が明けてくれました。
同じクルーザーに乗って、同じ海を走るのに、なんという違いでしょう。
海面は鏡のように穏やかで、キラキラと光っています。
その上を白波を立てながらクルーザーが走ります。
快適で、申し分のないクルージングでした。
今日もキャビンに入らず、デッキの椅子に腰掛けて、碧い海と潮風を心ゆくまで堪能しました。
ところが..
梅雨明けした後の沖縄の日差しの強烈さをうっかり忘れていました。
わずかな時間のうちに、夫の半ズボンから出ていた膝がすっかり日に焼けてしまいました。
ピンク色になって、後で少し腫れ上がってしまいました。(>_<)
病気になってから気がついたのですが、夫は色白でした。
私なんかは、赤くならないで、そのまま黒くなるんですけど、夫は赤くなってしまうのです。
慌てて日焼け止めを塗ったのですが、時既に遅し..。
足も、ビーチサンダルを履いていましたが、その鼻緒形に焼けていました。(笑
今日も目的地はチービシです。
到着して、一休みした後、夫にウエットスーツを着せようと、Tシャツと半ズボンを脱がせました。
その後、海水パンツの中から尿取りパッドを取りだそうとしたとき、便失禁をしているのに気がつきました。
うはーー...困ったな....どうしようと思いました。
今日は木曜日です。
月曜に、自然排便があったので、そろそろヤバいかしらとは思っていましたが、案の定でした。
沖縄に来て、普段よりずっと運動量が多かったので、また自然に出たのでしょう。
いつもなら、自然に出てくれれば嬉しいのですが、今は困ります。
私は途方に暮れてしまいました。
そうしたら、Hさんは、慌てず騒がず、夫の体を抱きかかえ、「支えてるからシャワーをかけてあげて」と言って下さいました。
このクルーザーには、デッキにも温水シャワーがついています。
私は我に返って、尿取りパッドを取り出し、シャワーでお尻を洗いました。
幸い、便は少量で、ほとんど尿取りパッドの中に収まっていました。
わずかに海水パンツについていたのは、すぐ洗い流すことができました。
助かりました..。
夫にウェットスーツを着せて、またトランサムデッキまで運びました。
今日は、海中に入ったら、下を向かせる予定で、私は潜って下から夫の様子を見ていることになりました。
昨日、バタ足をしていたけど、フィンをつけていると水の抵抗が大きいだろうということで、今日は、ブーツも履かせず、素足です。
みんなが見守る中、いよいよ夫にフルフェイスマスクが装着されました。
そして、ゆっくり海中に落とし込みます。

私はそばに寄って、夫の表情を注視していました。
水に入るまではスムーズだったのですが、すぐに夫はちょっと顔をしかめて、左手は、なにか払いのけるような動作をしました。
あー...これはダメだなと思い、私はすぐさま、中止してもらいました。
やっぱり、スキューバはできませんでした..。
マスクに空気が送り込まれるというのは、流量を絞ってあっても、圧力が高くなり、結局息が吐けない状態になってしまうのかもしれません。
後から思うと、もうちょっとだけ私が冷静になって、様子をみてもよかったのかも..。
折角ここまで来たのだから、わずかな時間でも、海の中を覗かせて上げればよかったかなと思います。
マスクを外し、BCジャケットを外しました。
夫は身軽になって、また今日もバタ足をしています。
水に入ったら、バタ足をするというのを体が覚えているようです。
BCジャケットから、空気ボンベを外して、もう一度着せました。
ボンベを外す前に、少しジャケットに空気を入れておいたので、上半身が上に出て安定しました。
夫の周りをみんなして取り囲み、みんなでプカプカ浮かんでいました。
もう一度、海中に連れて行ってあげたかったんだけどなぁ...。
でも、これで充分なのかな。
今の状態の夫を見たら、到底旅行などできそうにない。
まして、海にはいれるなんて、想像もできなかった。
ゆったりと体を珊瑚礁の海に浮かべて、満更でもなさそうな顔つきの夫。
今、この瞬間を楽しんでいてくれるかしら..。
到底叶わぬ夢と思っていた南の海。
沢山の人達に助けて頂いて、実現することができました。
感謝の気持ちでいっぱいです。
100%、思い通りにいったわけではありません。
心残りがいくつかあります。
でもそれでも、この海に連れてきてよかったなと思っています。
Hさん達は、今度は、スキューバに拘らないで、海水浴だけでもいいんじゃないの?またお手伝いさせて下さいと言ってくれています。
来年も...もしも夫が今の状態をキープできていて、いろんな状況が許してくれるのなら..
もしかして..もしかして...。
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沖縄の海はからりと晴れ上がり、私たちを歓迎してくれました。
やっと梅雨が明けてくれました。
同じクルーザーに乗って、同じ海を走るのに、なんという違いでしょう。
海面は鏡のように穏やかで、キラキラと光っています。
その上を白波を立てながらクルーザーが走ります。
快適で、申し分のないクルージングでした。
今日もキャビンに入らず、デッキの椅子に腰掛けて、碧い海と潮風を心ゆくまで堪能しました。
ところが..
梅雨明けした後の沖縄の日差しの強烈さをうっかり忘れていました。
わずかな時間のうちに、夫の半ズボンから出ていた膝がすっかり日に焼けてしまいました。
ピンク色になって、後で少し腫れ上がってしまいました。(>_<)
病気になってから気がついたのですが、夫は色白でした。
私なんかは、赤くならないで、そのまま黒くなるんですけど、夫は赤くなってしまうのです。
慌てて日焼け止めを塗ったのですが、時既に遅し..。
足も、ビーチサンダルを履いていましたが、その鼻緒形に焼けていました。(笑
今日も目的地はチービシです。
到着して、一休みした後、夫にウエットスーツを着せようと、Tシャツと半ズボンを脱がせました。
その後、海水パンツの中から尿取りパッドを取りだそうとしたとき、便失禁をしているのに気がつきました。
うはーー...困ったな....どうしようと思いました。
今日は木曜日です。
月曜に、自然排便があったので、そろそろヤバいかしらとは思っていましたが、案の定でした。
沖縄に来て、普段よりずっと運動量が多かったので、また自然に出たのでしょう。
いつもなら、自然に出てくれれば嬉しいのですが、今は困ります。
私は途方に暮れてしまいました。
そうしたら、Hさんは、慌てず騒がず、夫の体を抱きかかえ、「支えてるからシャワーをかけてあげて」と言って下さいました。
このクルーザーには、デッキにも温水シャワーがついています。
私は我に返って、尿取りパッドを取り出し、シャワーでお尻を洗いました。
幸い、便は少量で、ほとんど尿取りパッドの中に収まっていました。
わずかに海水パンツについていたのは、すぐ洗い流すことができました。
助かりました..。
夫にウェットスーツを着せて、またトランサムデッキまで運びました。
今日は、海中に入ったら、下を向かせる予定で、私は潜って下から夫の様子を見ていることになりました。
昨日、バタ足をしていたけど、フィンをつけていると水の抵抗が大きいだろうということで、今日は、ブーツも履かせず、素足です。
みんなが見守る中、いよいよ夫にフルフェイスマスクが装着されました。
そして、ゆっくり海中に落とし込みます。

私はそばに寄って、夫の表情を注視していました。
水に入るまではスムーズだったのですが、すぐに夫はちょっと顔をしかめて、左手は、なにか払いのけるような動作をしました。
あー...これはダメだなと思い、私はすぐさま、中止してもらいました。
やっぱり、スキューバはできませんでした..。
マスクに空気が送り込まれるというのは、流量を絞ってあっても、圧力が高くなり、結局息が吐けない状態になってしまうのかもしれません。
後から思うと、もうちょっとだけ私が冷静になって、様子をみてもよかったのかも..。
折角ここまで来たのだから、わずかな時間でも、海の中を覗かせて上げればよかったかなと思います。
マスクを外し、BCジャケットを外しました。
夫は身軽になって、また今日もバタ足をしています。
水に入ったら、バタ足をするというのを体が覚えているようです。
BCジャケットから、空気ボンベを外して、もう一度着せました。
ボンベを外す前に、少しジャケットに空気を入れておいたので、上半身が上に出て安定しました。
夫の周りをみんなして取り囲み、みんなでプカプカ浮かんでいました。
もう一度、海中に連れて行ってあげたかったんだけどなぁ...。
でも、これで充分なのかな。
今の状態の夫を見たら、到底旅行などできそうにない。
まして、海にはいれるなんて、想像もできなかった。
ゆったりと体を珊瑚礁の海に浮かべて、満更でもなさそうな顔つきの夫。
今、この瞬間を楽しんでいてくれるかしら..。
到底叶わぬ夢と思っていた南の海。
沢山の人達に助けて頂いて、実現することができました。
感謝の気持ちでいっぱいです。
100%、思い通りにいったわけではありません。
心残りがいくつかあります。
でもそれでも、この海に連れてきてよかったなと思っています。
Hさん達は、今度は、スキューバに拘らないで、海水浴だけでもいいんじゃないの?またお手伝いさせて下さいと言ってくれています。
来年も...もしも夫が今の状態をキープできていて、いろんな状況が許してくれるのなら..
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