翌朝目が覚めたら、なんと8時半でした..。
前の晩、ホテルのレストランで夕食の後、部屋に戻って夫にシャワーを浴びてもらい寝かせたのが22時過ぎ。
それから、コインランドリーで洗濯、乾燥待ちが、2時間弱。
コインランドリーには、パジャマでは行けませんので、洗濯物をとってきてからお風呂に入ったりしていたら、寝たのが1時を過ぎていました。

姉も疲れていたらしく、ぐっすりと眠っていました。
それにしても8時半とは。
バイキングの朝食が終わっちゃうー!(笑

夫を外に連れ出して食事するのは難しいだろうと思って、6泊共、朝夕食付きで予約してあり、それぞれの食事券をもらっていました。
朝食券は、ランチにも使えるということだったので、朝食はパスすることにしました。

そうと決まれば、のんびりとできます。
夫を起こしました。

残念なことに、ベッドは湿っていました。
少し前からおむつの作り方(?)を変えて、それがうまくいって、このところ失敗なしだったのにとがっかりしました。
ホテルで防水シートを用意してくれていて、本当に助かりました。
1枚は持って来ましたが、それが濡れたら、洗濯乾燥で2時間がとられ、朝早くでかけるのが不可能になったところでした。

気を取り直して、夫を立たせ二人がかりで歩かせて、借りている肘掛け椅子に連れてきました。
OS-1と、フェルガードを飲ませました。
ここまではいつもの手順です。
いつもは、この後そのまま浴室に連れて行くのですが、今日は、時間もあるし、トイレに座らせようということになって、トイレに連れて行きました。

歩くのは二人がかりならばなんとか安定して歩けます。
でも、方向転換が難しい。
トイレに入って、正面に便器があるので、そこで後ろを向かなければなりません。
足が思うように動かなくなります。

このときも、方向転換させるのにもたついていました。
そうしているうちに、例の臭いがしてきました。
あれー?う●ちかしら?とか言いながらおむつを外そうとした瞬間、いいう●ちが沢山出てきました。
私は夫の正面にいて、姉は脇から支えていたのですが、姉は焦って咄嗟におむつを持って受け止めていました。そのまま落としてくれてもよかったのに。(笑

日常では、火金と、浣腸で排便をさせていたので、最終排便は前の週の金曜日です。
時々自力での排便もありますので、そろそろ、いつ何時排便が起きるか、クルーザーの上だと困ったなぁ..と、それが悩みの種でした。
この時出てくれたおかげで、少なくとも翌日はその心配がなくなりました。

その後、浴室に連れて行きました。
洗い場に私が入り、夫が入り、姉が入り、夫の下半身を石けんで洗ってから、プラスチックの椅子を入れました。
ぎりぎり浴槽側に体をよけて、椅子を入れ、やっとの思いで、ガラスのドアを閉めました。
夫を椅子に座らせ、ほっと一息。
頭と、残りの部分を洗いました。

あらかじめお湯を張って置いた浴槽に、まず、私が入りました。姉は椅子にかけた夫を支えてくれています。
家でならば、座面が回転するシャワーチェアなのですが、ここではプラスチックの椅子です。
片足ずつ持ち上げて、浴槽に入れました。
お尻がこすれて、痛そう。(笑
でも、なんとか浴槽に無事に入れることができました。

正面の壁に手すりがついていました。
立ち上がらせて、手すりを持たせ、私が背中から抱きかかえるようにして支えて、今度は姉が片足ずつ浴槽から出してくれました。

すっかり身支度させた後、姉と顔を見合わせて、明日からは、朝はシャワーだけだねぇと意見が一致しました。
ふぅ...。(笑

この日は一日曇り空でした。
ランチの後、ホテルの隣にあるスーパーマーケットに買い出しに行きました。
飲むヨーグルトのBIO、OS-1、噴霧できる消臭剤などを買いました。

夕食はホテルのレストランです。
ブッフェスタイルで、毎日同じ料理だったのですが、種類も多くおいしくて飽きませんでした。
滞在中、3回このお料理を食べました。
デザートも豊富で、夫の好きなアイスクリームもあり、満足そうでした。
写真を全く撮らなかったので、お借りした画像を載せておきます。


レストラン

http://travel.rakuten.co.jp/HOTEL/29412/CUSTOM/GW29412100622134725.html

写真の手前にある四角い器に入っているのが、アグー豚のしゃぶしゃぶです。
これが殊更おいしかったです。


ここのホテルの従業員の方達は、皆、とっても親切でした。
接する機会の多かったこのレストランでは、すっかり顔なじみになり、いろいろお声をかけて頂きました。
また、周りにいるお客さん達からも、奇異な目で見られることもなく、居心地よく食事を楽しむことができました。

夫が自分で食べることができなくなってから、極く限られた、以前から行っていたところにしか連れて行けなくなっていました。
エプロンをさせて、私が食べ物を口に運ぶのを見たら、雰囲気を壊すんじゃないかと、なんとなく気後れがしていたのです。
でも..
連れて行っても、おそらく、大丈夫じゃないのかな?..と、そんな気にさせてくれたレストランでした。


さて、いよいよ次の日は、待望の南の海です。
でも、まだ梅雨が明けてない...




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