入院して、ベッドの上での排泄を余儀なくさせられた夫は、家に戻ってからもそれが当たり前になっていました。
連日、ベッドは大洪水で、背中はもちろん、首のあたりまでびっしょりと濡れていました。
上側は、カバーを通して羽毛の掛け布団まで濡れてしまっていました。


なぜなんだろう..なぜこんなに濡れてしまうのか。

考えられるのは、夜間の尿量が極端に多いということでした。
これは現在でも同じですが、日中の排尿は多くて2回ほどでした。
全くない時もありました。
その分、夜間に集中してしまっていました。  

もうひとつは、ある時気がついたのですが、ベッドの中でも、トイレでするのと同じ動作をしていたのです。

この部分は、以前記事を削除された表現でしか書けませんので、どんな状態か推し量って下さいませ。 

これでは辺り一面びしょ濡れになるのは当然のことでした。
なんとかこの状態を改善しようとして、いろんな方法を試しました。


手を入れられないように、ウエストにひもがついているルームウエアをパジャマ代わりに履かせてみました。
うまく行くときもありましたが、あまりきつくはできないので、結局手を入れてしまってダメでした。

次に、紙パンツの上から、ペットシートを腰に巻き、ビニールテープで止めてみました。
これは漏れた分を吸収してくれる効果もあり、なかなかよさそうでした。
ところがしばらく使っていると、背中の皮膚が赤くなってしまいました。
元々皮膚が弱いということがありますが、やっぱりペットシートは直接肌に当てるものじゃなかったです。
そこで、薄いタオルを一枚、間に挟んでみました。
そうしたら、今度は緩んでしまってこれまたダメでした。


ネットで、「紙おむつホルダー」というのを見つけました。
引っ張っただけでは外せないホックがついていました。
これを使うことにより、手を入れるのを防げるようになりました。
紙おむつホルダー
ちょうど2年前から使っているので、何百回も洗濯してヨレヨレですが、ホックはちゃんと機能しています

夏場はおむつの上にこれ一枚で、冬場はこの上にパジャマのズボンを履かせています。

背景に写っている白い布は、撥水性能のある掛け布団カバーです。
これもネットで見つけました。
もともとはペットがお布団の上で粗相した時用らしいです。
ちょっとお高いですけど、これを買ってから羽毛布団に浸みることがなくなったので助かりました。
「強撥水 掛け布団カバー」で検索すれば出てくると思います。


紙おむつホルダーを手に入れてからは、それまでのような首までびっしょりというのはなくなりました。
でも相変わらず、ベッドが濡れるのは止められませんでした。
夜間の尿量が多いことに対処できなかったからです。
紙パンツからテープ式のおむつへと、試行錯誤を重ねて現在に至りますが、その話はまたいずれ。


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