これもどなたかのブログで拝見して、ほぉ~と思って心に留めておいたことなのですが..



夫はひどい外反母趾です。
もともとその傾向はありましたが、一昨年の暮れに腰椎の圧迫骨折で3週間入院して以来、更にひどくなり、ついには足の指が重なるようにまでなってしまいました。
出っ張っている部分が、赤黒く変色して、褥瘡一歩手前まで行きました。

その頃、やはりある方のブログで、五本指靴下がいいとのコメントを拝見し、早速履かせることにして現在に至ります。
幸い、足の指の重なりはほぼ治り、今では、たまに調子が悪いときに出るくらいになりました。

でも、相変わらず、でっぱりの部分の変色は完全にはとれません。
いつもうっすらとピンク色に変色しています。
靴が当たって、擦れるのだろうと思います。

夫の足に合う靴を履かせてやりたいとずっと思っていました。
家にいるときは、外出の時以外は靴は履きませんが、お泊まりデイでは、朝起きてから夜寝るまでの間、靴を履きっぱなしです。

夫が病気になる前に、自分で買った靴は、履かせるのも脱がせるのも大変です。
お泊まりデイには、とてもお願いできません。
やはり介護する側が、脱着させやすいというのが条件になります。

夫を靴屋さんに連れて行って、試着させるというのも、困難を極めます。
そもそも介護用の靴を置いている靴屋さんもないですけど..。
やむなく、介護用品売り場で、適当に選んで買った靴を履かせていました。
脱着はしやすいけど、本人にとっては履き心地がいいものではありません。



整形外科で、靴が作れる!
これは目から鱗でした。
確かに、外反母趾は骨の異常です。
診察に値します。

私は、ネットを検索して、整形外科を探しました。
幸運にも比較的近いところで、探し出すことができました。

昨日、姉に頼んで、その整形外科へ連れて行ってもらいました。
レントゲンを撮ったり、骨密度を調べてくれたりした後、専門の靴屋さんに引き継いでもらいました。
靴屋さんは月に二回ほど、その整形外科に出張で来ているそうです。

足形をとったり、いろいろ測ったりして、靴を作ってもらうことになりました。
デザイン的にはあまり選択の余地はなく、色も黒しかないとのことでした。
そのままの形では、介護用としては脱着がしにくいので、多少加工して開口部を大きくしてくれるそうです。

値段は57,000円でした。
お高いですが、健康保険がききます。
靴の場合は、一旦全額払って、その後、市に申請して保険分が戻ってくる形になるそうです。

更に障害者医療証をもっているので、自己負担分も戻ってくる可能性も?
まぁ、これはやってみないとわかりません。

2週間後に靴ができあがってくるそうです。
夫の足に合った靴。
最近、足元がしっかりして、ちゃんと歩けるように戻ってきていますので、この靴でもっと楽に歩けるようになって、快適に過ごしてもらいたいと思っています。

楽しみです。