おいしいの幸せ。その2。 | アロエのブログ

おいしいの幸せ。その2。

ドアをあけると

「こんばんはアロエさま。どうぞ。」

いつもの笑顔が
招き入れてくれる。


コートを預け


カウンターに座り


サービスドリンクを飲んでいると


「こんばんは、アロエ様」

スタッフが通り過がる度に声をかけてくれる。


なんかセレブになった気分でエセルブの私はこそばゆい。


けどちょと快感(笑)


かけ声も
アロエ様→アロエさん→アロエちゃん


と変化し


親しみが湧き居心地のいい場所となっていく。


その日
私はめちゃめちゃ体調悪かった。

医者に絶対安静と言われたくらい。


「アロエちゃん。元気ない?体調悪い?」


シェフにはお見通しだ。
まるで主治医だ。



「何食べたい?」


「お肉やだ。魚も。野菜が食べたい」


こんな子供みたいな私の我が儘を

「分かった」

即答で答えてくれる。


そんな優しさが嬉しい。



多彩な野菜がつまったお皿たち。


「どう?」

「すっごいすっごいおいしー」

「アハハ!元気になったね。」


あらっ?
ホントだ。


シェフは主治医だ。


ありがとう。


帰り道
鉛のように重かったはずの体が軽くなっていた。


シェフの料理は特効薬だ。

思わずスキップしちゃった。


帰りがけ
マネージャーに
「無理しちゃ駄目だよ」
って言われた。


それも嬉しい。



こちらも
私が決して特別な訳ではなく
誰が行っても同じおもてなしをしてくれるはず。



おいしいと感じる瞬間


そこには誰がいますか?


仲間とつっつく部屋鍋。

風邪のとき食べたお粥。

バーベキュー。

サプライズで用意されたBirthdayCake。

給食のカレー。




必ずそこには
「ひと」がいるはず。


作ってくれた人。

一緒に食べた人。

接客してくれた人。


そこにはそれぞれの
「気持ち」があるはず。


自然と笑顔がこぼれる。

幸せだなぁ~

って感じる。



「おいしい」

にはひとの気持ちがこもっている。