学会抄録集とは何ぞや?と、思われる方、こちらでございます。
![第21回 日本乳癌学会 学術総会 浜松番外地-第20回 日本乳癌学会 学術総会 抄録集](https://stat.ameba.jp/user_images/20130529/12/20130627-0629/7d/9b/j/t02200164_0800059812556463350.jpg?caw=800)
スケールとして定規を置いてみたのですが、厚さだけでも2.5Cmはありますね。
大きさはA4サイズなので、ズシっと重く感じます。
さて、では、この抄録集には何か載っているかと申しますと
その回の学術総会の全てが載っていると言っても過言では無い位、
正にすべての内容が網羅されているのです。
会場への行き方、発表のスケジュール、内容、発表者の所属、索引など
逆に、これを読むだけで学会へ行った気分になれるものです。
通常、学会開催1ヵ月前位に、送付されてきます。
そして、学会近くになると、この本を熟読し、いつ、どの会場で何を聞くか?の予定を立てるのです。
という冊子が今年から廃止されて、去年から行われている、スマホのアプリや
サイトからダウンロードするPDFファイルへと置き換わりました。
ちなみに、この冊子を小さくしたような、簡易版に関しては今年も配布を予定しておりますが
簡易な分、全ての発表の抄録は記載されていません。
学会アプリに関しては、冊子よりも検索項目が増え、所属や抄録本文からでも検索が出来ますし
予定表をチェックすれば、予定表として一括管理出来たり、本当に便利になりました。
持ち運びも楽ですしね。
ともあれ、筆者の様なスマホを持っていない人に関しては不便極まりないですが、
ちょっと重いipadを持ち運ぶ予定です。
まぁ、これも時代の変遷の一つですね。
あ、初めて学会へ参加される方への参考として、学会参加入門を書き物 しました、ご参考まで。