主人のお父さんは9人きょうだい。
本家である実家を継ぐ長男であるおじさまが、胃がんとの知らせ。

胃の摘出手術のあと、落ち着いてからお見舞いにいこうということになり、土曜日に行ってきました。

私たちの結婚披露宴の乾杯の挨拶をしてくださったおじさまです。

72歳。

一人娘は離婚後、実家を継がなかったため、孫を養子縁組みしています。

孫は25歳くらいですが、早くに結婚していて妻がいて、祖父母と同居しているそうです。
(戸籍上は養父母。)


そのお嫁さんの親は離婚後に再婚していて、まだ子どもが小さく、一人娘のために建てていた一軒家を貸してあげているのだとか。

お見舞いへいく車内では、その孫の嫁と、跡をとらなかったおじさまの一人娘への批判が延々と行われていました。

私はよく知らない方なので、傍観だけれど…

お嫁さん、なんだかかわいそうだなぁ…と思いました。

「あの子は外に出るのが好きらしい」とか「高校生の頃から泊まりに来てたらしい」とか「結局、親もああだからかわいそうな子だ」とか。

「親が離婚してる子は、離婚する」とか。

うーん。

聞いていて、気持ちのいい話ではないですね。

人はそういう話が大好きなものなのでしょうが…


私からしたら、旦那がバイトで、じいちゃんばあちゃんと同居で、しかも跡取りのところにお嫁に来てくれるなんて、ありがたいと思ったほうがいいと思うのですが(^-^;

しかも働いてくれているわけだし。

彼女が子供を産んでくれることを当然だといわんばかりの態度でいるけれど、同じ嫁の立場からすると、それは嫌だなぁと想うのです。


主人のお父さんの兄弟のこどもたち(私の主人から見たら、いとこ)は、無職で30すぎている人がちらほら。

主人の弟もそうです。


それは棚にあげて、他の家の嫁のことを批判…

私は外でなんと言われているのだろう…と心配になるような時間でした。

入院中のおじさまは血色もよくお元気で、山あいの過疎地である地元の神社の心配をしておられました。

素晴らしいお話を聞かせていただきました。


教訓。


人の陰口は言わない。