※ネタバレ含みますのでご注意くださいませ。


チケットを購入して、フードとドリンクを購入。


母はチョコクロワッサンと玄米茶。


私はシナモンチュロスとダージリン。



平日のモーニングショーは、お客さんが少なくて、ゆったりしていました。


永遠の0。


鑑賞中、何度も・・・もう無理!と思いました。


とにかく戦闘シーンがダメで。


場面が戦争の部分に変わると、目を閉じていたのですが、音とせりふがつらくて・・・


あと少し、あと少し・・・と思いながら座っておりました。



昔から苦手なものは、そう簡単に慣れないものです。


今も、あるせりふが頭の中をうろうろ・・・


飛行機乗りの船員が、墜落してしまい、サメに喰われるシーンがあるのですが、


そのせりふが強烈過ぎました。私には・・・


「フカが泳ぎ回っておりました」


つらすぎました・・・



この映画の半分くらいは、私は目を閉じていたわけですが、


服が濡れるくらい、泣きました。



感想は、観た人それぞれかと思います。


個人的には妻ですので、宮部久蔵の妻である松乃がいい女で、


心の中で、私は甘ったれていることを痛感・・・背筋が伸びる思いでした。


改めて、夫からの愛の大きさを感じました。



今の日本があるということ・・・


当たり前のことではないんですね。


多大な犠牲の上に、数々の思いの先に、今がある。


そう感じました。



ただただ、戦争が恐いと避けていた私ですが・・・


そう思うのは、失礼なことだと思いました。



今日は、父方の祖母の命日です。


祖母は亡くなる少し前、戦争の話をしました。


祖母の目の奥には、怒りと悲しみがありました。



大学時代に戦争経験者のおばあさんとその息子さんが、講義で話してくれたことも


思い出しました。



何年経っても残り続ける、鮮烈な記憶。


大きな階段教室で、「戦争はもうしないでください。しないでください。」


と泣き叫んだおばあさんの声は、平和な時代を生きる私には


呆然とするほどのショックなものでした。



今の日本は、若い男性が戦地に向かうことはなく、


空を爆撃機が飛び交うこともありません。



戦争は遠い異国からのニュースとして伝えられるだけです。


だけど・・・ここで、戦争があったということ。


目の前のことで精一杯の毎日ですが・・・


忘れてはいけないです。