昨日に続き、SORAの中学生日記です

1979年7月27日
今日は、オールナイト日本、運良く始めから最後まで聞けた。
その内容です。
ここからは、日記の全文です(少し注釈入れました)
「みなさん、もーオレは今日は、ムカついてるんだぞーー、」と、くわぼー。
私、なんのことだろーと思った。
そうそう、昨日ベストテンで、「いとしのエリー」7週連続1位だったのに、2位になっちゃったの。
(そのことかなーとまず思った)
話は戻るが、スタジオ内の雰囲気はいつもと少し違ってる
話は戻るが、スタジオ内の雰囲気はいつもと少し違ってる
桑田さん「今日は、例の週刊誌について色々と話します」


「みんなも、知ってる人がいるとおもうんだけど、週刊誌でひどいこと書かれたんだよなァ!」
よく話を聞いてみると、「微笑」っちゅうのと、あと何とかが、
桑田さんと原坊の仲をデタラメに書いたらしいのだよネ。
見出しは
「桑田佳祐・原由子が気になる関係!熱い証言を押さえた!『地方公演の夜、二人で消えた』『デビュー前から怪しい』など続々と!桑田が彼女に示すやさしさの裏には」
もうひとつの週刊誌では、
「来春結婚!」とか見出しになってたんだって。
それでファンの子から電報で
「クワタサン、ハラボウ、オメデトウ」
なんてのが届いたり、ファンクラブに電話がかかってきたりで、すごかったんだって。
週刊誌の記者は、くわぼーのお母さんの家に行って、
「原さんは、どんな人ですか?」
「いい娘さんみたいですねー」
とか言ってたんだって。
そんで、次にハラボーの家に行って、
「桑田さんのお母さんは、原さんと結婚させたいそうですよ」
とか、デタラメばっかし言ったんだって。
桑田さんが
「オレと原ボーなんて、不釣り合いだよー」
すると、原ボーも負けじと、
「そーよー!」
みんな、笑う
原ボーが、
「一番くやしかったのはね、『どうして男のバンドに女が入ってるんだい?』『桑田の彼女だから仕方ないじゃん』と、
デビュー前に言っていたとのデマが、くやしかった。
私はただ音楽をやりたかったというだけでー…」
桑田さんも助ける
「オレと原ボーは、学生の頃…高校から一緒だったよ。
オレたちは、まだ音楽を趣味としかできなかったから、エリッククラプトンのファンだと知ったら、すごくうれしくなって、
『この間奏の時エリックは、掛け声言うんだよネー…』とか、すごく話がはずんじゃって、うん…。先輩と後輩っつう関係だっただけだよ。」
人気が出れば、こうもなると思ってたけど、中身があまりにもデマだ!ファンのみんなは信じてねって桑田さんが言っていた
原ボーは、(オールナイト日本のラジオ番組の)おわかれの時間のとき泣いてたみたい。
だって、メンバーが「原ボウ!泣くなヨ」
「原ボウ…」って、なぐさめてたもん。
そして、
「ハラボウ…いつかきっといいことだってあるサ…」
「そーだよ!」
こんなやり取りがなされていたとき、
私は、ほんとうに このバンドのファンになって、よかったと思った。
みんな、ほんとうにかばいあって、いたわりあっているのが伝わってきた。
そして、桑田さんが、
「ハラボウ、泣くなよ、ファンの人たちはオレたちを信じてくれるよ、元気出せよ」
って、言ったとき、
このグループ、あったかーい、なにかがある…って、思った。
ハラボー!
がんばってネ!
※日記は、以上…
意味がわからないところは、
私もわからないから聞かないでね(笑)
このときには、
二人の仲を必死で隠さざるを得なかったのでしょうね。
ハラボウは、なぜこの時に泣いたのか?を、
何カ月後かのアイドル月刊誌(明星か、平凡)では、
桑ボウが、ラジオで、
「ハラボウとは、絶対結婚しない!」ってハッキリ言った時に、
なんだか、自分なりに築いてきた桑ボウとの関係が崩れたような気がして、泣けてきた…
みたいなコメントが載っていて、
女心だなぁ~っ

ハラボウは、桑田さんのこと、やっぱり好きなんだ

二人がゴールインするのは、そこから、
2年7カ月後の
1982年、2月28日


その頃私、高2
(すみません、高1でした(笑))
ファンクラブの人全員を招待したのかな
私、その時、ファンクラブ、抜けてたし、入っていても…行けなかったけど
当時そのニュースをワイドショーとかで観ました。
出席できた方、羨ましいー

ファンクラブの人全員を招待したのかな

私、その時、ファンクラブ、抜けてたし、入っていても…行けなかったけど
当時そのニュースをワイドショーとかで観ました。
出席できた方、羨ましいー

