障害児チャイルドシート・キャロット | SORA~空模様は心模様~桑田さんに二度ぼれ

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何週間前かに

ニュースを見て、感動したビックリマークんだけど…

伝えるのが難しい…あせる

長くなるけどお許しを…





これは、

株式会社 シーズ の製品です

「キャロット3」という、

障がい児のために開発された、
日本はもちろん、欧州、米国の安全基準を取得したチャイルドシートですビックリマーク


障がい児を車にのせた場合、
障がい児は、不測な動きをして、
チャイルドシートにうまく座れていなかったりして、でも運転中、運転者は修正してあげられない…




…体に障害のある子どもたちが安心して使えるチャイルドシートは少なく汗



以前は市販品をベースにアレンジを加えたものや、完全オーダーメイドで個別で製作するしか方法がなかったそうですかお


この方も当初、長崎に住む障がい児のためにチャイルドシートを作っていたが
個別製作された製品の衝突安全性について、確証が持てなかった汗



1997年にビックリマーク県の産業振興財団の「新企業創出事業」の助成を受けて

障がい児用チャイルドシートの開発に着手



1999年に日本で初めて、
クラッシュテストをクリアし、
安全性の確認された「障がい児用チャイルドシート」初代「キャロット」が誕生!

2011年には、ヨーロッパとアメリカの両基準に適合し

2歳から15歳(体重49㎏)までという適合性をもった「キャロット3」誕生!

現在、日本だけでなく、ドイツ・アメリカ・オーストラリアなど世界29ヵ国の子どもたちがこの製品を使っている





キャロット3の特徴


寸法調節の範囲が大きい

背もたれの高さや座面の長さを成長に合わせて調節できるんです!!

身長90㎝から160㎝程度の児童に対応

また、フィッティング面で、
障害の状況に合わせて座面や背もたれ角度が調整できる、
横からの衝撃に対する安全性能を向上させたヘッドサポート





とショルダーサポート機能








などたくさんの機能が装備されているそうです!!






実際に、障がい児の方に座ってもらい、

耳に当たって痛い部分などを点検して、

その部分をその場で削ったりして、
その子にあったチャイルドシートを作っている様子がニュースのなかで紹介されて…

心打たれた…恋の矢


知り合いにも、このようなチャイルドシートを使用している人がいるので

身近に感じる話題でもあった…


痛いとも座り心地悪いとも言葉に表せない子どもたち…

彼らに寄り添うかたちで作られるチャイルドシート




株式会社シーズ社長の山崎一雄さん


「障害のある人や家族が直面する課題を解決するためには、
障害のある人自身が世界をどのように捉え、どのように反応(対応)しているのかを想像したり感じ取ったりすることのできる力が最も必要だと思っています。


この『力』は障害のある人やその課題と接しながら、感性的な蓄積と試行錯誤の繰り返しの中で意図して培われていくものですが、
自分もこの分野に携わる者の一人として、これからもコツコツと緊張感を絶やさず、障害のある人たちからたくさんのことを学びながら知見を深め、新たな発見と改良を積み重ねていきたいと思っています。」




まだまだ進化していきそうですねビックリマーク


長崎県の諫早市の会社が世界の障がい児の身体を、命を守っている…

とても頼もしく思いました。