6）は丁未月です。

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ビヨンドネットの吉川です。

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今月（7/7～8/6）は丁未月です。

火性で陰の十干「丁（ていか）」と、
土性で陰の十二支「未（ひつじど）」が
組み合わさった干支です。

丁は焚火や灯火など、人がおこす火を表し、
未は乾いた土、季節は晩夏を表します。
そのため、丁未は「燥土の上で燃え続ける炎」
というイメージです。

丁未月のポイントは以下の通りです。

◆まっすぐ自分の信念は曲げない

丁未は、乾いた土の上で燃える陰の火性の様を表しますので、
長く燃え続けることができますが、激しく燃え盛るわけではありません。

薫煙（くんえん）の香火の異名の如く、見かけは穏やかで従順です。

灰の中にある炭火をイメージできますでしょうか。

強い炎が出ていなくても、その内実はとても熱いものです。
一見した時に目立ちはしませんが、内に秘めた熱さがあるのです。

その熱さとは何か。

それは、人生における目的と希望です。

故に、今月は自分を見つめ直すのに向く月となります。

心が冷めたらダメ、諦めたらダメとは小池塾長のお言葉ですが、
冷静と情熱の相反するある種の矛盾を内包することができたら、
そのギャップは魅力として現れることでしょう。

自分を見つめ直すには立ち止まることも大切ですが、
今年は壬寅年ですから、流動もまた常に意識して過ごしましょう。

己の内側に、人生における目的と希望が熱をもって在ったなら、
どんなやり方をしたとしても道を違えることはありません。

目的に向かう時の心は相当に強く、何処までも突き進んでいける月ですが、
失敗をした場合の反動もまた大きくなりますので、そこだけ注意が必要です。

しかし、成長には痛みが伴うもの。

一度決心したことは、達成するまで粘り強くやり抜くことがポイントとなります。

◆人を語らず、自分を語れ

今月は、ついつい他人のお世話をしたくなる、尽くしたくなる、
愛情を与えたくなる気運に満ちています。

性質上、周囲の状況に逆らうことなく進んでいくような質となりますので、
自分よりも相手に意識が向きがちです。

それ自体にはなんの問題もないのですが、相手を語る時に、
とりわけ批判的なエネルギーが激しく出てしまうことがあるかもしれません。

相手のためによかれと思っての言葉がけであったとしても、
ある場面における激しさや批判力は、時に相手を傷つけてしまいます。

意図せずとも言葉にエネルギーがのりやすいので、
自分が言いたい言葉ではなく、相手が望む言葉をあげましょう。

そもそも、もっとよくなってほしいから、成長させてあげようというのは、
どこか上から目線なのかもしれません。

まして、本人不在の場で批判するのはもっての他で、
そんな暇があるなら自己探究をした方が遥かにましです。

相手は自分の鏡です。

自分はできているなどとは絶対思うな、
という観点は、帝王学の重要な一つであると思います。

人を語るのではなく、情熱を持って自分自身を語ってみてはいかがでしょうか。

◆最後に勝てばよい

丁未は、激しくはないが、長く燃え続けることができる炎です。
出過ぎることなく、

進み過ぎることなく、ほどほどを心がけるとよい時です。

はやる心を抑え、

目先の勝利ではなく最後に勝つ意識で臨むことが大切です。

瞬間的な強力な力は発揮しませんが、

その持続力の長さが武器となる月です。

目先の利益を追うのではなく、

人生の目的を果たす道のりを歩む。

このような生き方をしていますと、

他者に追い抜かれる体験もするでしょう。

例えば、FXに投資していれば、もっと早く仮想通貨に手を出していれば、
メタバースでうまく稼げるらしい、、、

自分がうまくいってない時、胃がキリキリと痛み、居ても立ってもいられず
不安でいたたまれなくなるでしょうが、焦りは禁物です。

あなたの人生の目的はなんですか？

手段に振り回されてはいけません。

一時的な人生の途中の勝利ではなく、
一生をかけて掴みたい勝利のために生きてください。

大丈夫！人生における活躍の場は、大変幅が広いです。

現実的な商売も向いている月です。
大切なのは、あなたがしたいことは何なのか？です。

あなたの心の燃える炎は、なんでしょうか。
そんな話をシェアする月であれたらいいですね。