前回紹介した「LUPIN the Third ~峰不二子という女~」の続編にあたるのが「LUPIN the Third ~次元大介の墓標~」です。
大好きなルパン三世シリーズの中でも僕はやっぱり次元大介が好きなんですよ。
0.3秒の早撃ちを誇る天才ガンマン。
クールでありながらロマンチストな次元大介。
そんな次元大介がサブタイトルに据えられた本作。
当時劇場に見に行きたいと思いながら結局見に行く機会が訪れなかったのです。
今回U-Nextにこの映画が登録されていたので嬉々として見ました。
 
まだルパンと次元が相棒となる前の時代。
仕事上手を組むだけだった時代のお話。
前回の峰不二子という女に比べると不気味な気持ち悪さはなりを潜め,次元大介と敵の殺し屋ヤエル奥崎の因縁の対決を楽しめました。
狙われた者はだれ一人として生きてはいられないという殺し屋,ヤエル奥崎に狙われることになってしまった次元大介。
正確に狙撃できる腕前と次元を超える早撃ちな殺し屋です。
その殺し屋に狙われて追い詰められてしまうルパンと次元。
なぜ次元が狙われるのか,次元は殺し屋を返り討ちにできるのか。
 
最初は仕事上の付き合いだったルパン三世と次元大介が徐々に信頼しあっていく過程がまたいいんですよ。
お互いに「ルパン三世」,「次元大介」と呼んでいたのが「ルパン」,「次元」と呼ぶようになるんです。
この二人のやり取りがまたクール。
ロマンですね。
ロマンがあふれています。
とても面白いのでぜひ見てほしいですね。
峰不二子という女に比べて,気軽にピカレスクロマンを味わうなら断然この次元大介の墓標をお勧めします。
やっぱり先日公開された「LUPIN the Third ~血煙の石川五ェ衛門~」に先駆けて観ておきたい映画ですね。