

1年生の最後に、まとめの漢字テストが何度かありました。
一本多いとか少ないとか、おしい間違えが多かったです。
前のWISCで漢字で困るかもと言われていたし、読むのが得意すぎて、書くのが一際できないように見えて、以前からずっと書字障害を疑っていました。
そろそろ漢字ヤバくなるかな?と、春休みのうちに2年生の漢字を一緒に練習し始めたんです。
最初の方に「書」だったかなぁ〜
何日か練習しても書けません
マスからはみ出すし、
え、そこから書き出すの?みたいなことが多いし
本気でセンスがなさすぎる
書字障害とまでは行かないんだろうなと思いつつ、検査してみようかと病院にかかることにしました。
書字検査をしてくれる病院は少なくて、大病院の小児科に行きました。
4月に予約して、初診は2年生の6月。
その時は保健室行ったり早退したりの行き渋りの真っ最中で、正直、書字なんてどうでもいいことになっていました
これまでのことを医師に伝え、一通りの検査、
ST(言語聴覚士)による検査
・WISC-Ⅳ
・LCSA
・書字検査
・心の倫理課題
心理士による検査
・心理検査
OT(作業療法士)による検査
・JAPAN感覚処理・行為機能検査
ADHDの検査、ASDの検査
をすることになりました。
検査は4〜5ヶ月待ちでした
その時、医師から
ADHDっていうより自閉っぽいけどねー。
まぁ分かんないけどね。
と言われました
ADHDとしか思ってなかったので、その時は本当に耳を疑うくらい一瞬驚きました。
じ、自閉?!
自閉なの?!
こだわり、感情のコントロール、そういうことなのー?!って。
幼児期にASDの特徴が無さすぎて疑ったことがなかったけど、そう考えれば合点がいくことが今はたくさん
目から鱗な感覚でした。
そして季節は変わり、9月
OTさんによる検査が1時間✖️3日間
結果
手先の操作・力のコントロール
身体イメージ
姿勢
両手の協調運動
の不器用さがありました。
身体イメージが弱い子は、→idea→planの力(行為機能)も弱いそうです。
それは運動に限らずで、色々な発想やこれがダメならこうしよう、みたいな考えが難しいようです。
頭カチコチなんですよね。
また、ミミは感覚の弱さ、視覚に頼っていることから、自己評価を自分の成長や能力からするのではなく、タイムや点数、他人との比較、他人からの評価で行っている。
そこがしんどいポイントとのことでした。
運筆でも力を入れすぎていました
全ての結果が出たのは、
忘れもしない去年11月29日
7歳7ヶ月のWISCの結果
(前回5歳7ヶ月)
言語理解 前回107→ 109
知覚推理 前回113→ 118
WM 前回97→ 112
処理速度 前回110→ 127
全検査 前回110→ 122
めっちゃ上がってる
一番高そうな言語理解が一番低い
言語理解の下位検査は、やはり「理解」だけガクッと低かったです。
そんなに理解してないかな???
普段あまりそう感じません
別のLCSAという言語の検査では、
115あって、WISCと乖離してると先生も言っていましたが、
私は多分言語はWISCの109よりもっとあると思います。
この中のことばの柔軟性だけガクンと低いのですが、それは日々感じます!
ある言葉を聞いて、想像する範囲が狭いんです。
大袈裟な例で言うとパンと聞いたら、超塾6枚切りしか想像できない感じ。
何かの理由を想像するのも、色々なパターンは思いつかないので、思い込みが激しいって感じかな。
ある言葉を聞いて、同音異義語の自分の想像した別の意味の言葉があると、それを絶対にコメントしたくなると言うのもあります。
一日に5回以上言ってると思います。
さっき言ってたのは
私)ベース吉本に行けば会えるんじゃない?
ミ)ベース、ジャンジャン
とか。。
WISCの話に戻りますが、
ワーキングメモリーは、その時そろばんやってたので、足し算引き算の問題がスラスラできたんだと思う。
なので今受けたら絶対下がってる。
検査中は、今までとまた違って、正解か不正解かが気になって仕方ないようでした。
不正解が続くと一気に気力を失い、もうダメだと頭を抱え、正解が続くと前のめり。
その都度、試験者さんから気持ちを上げる声かけが必要でした。
書字検査では、2年生相当の文字はほぼ書けていました。
現時点で書字障害の診断はないとのこと。
そして、PARS-TRという検査で、回顧:13点、現在:27点あり、
自閉スペクトラム症と診断されました
ただでさえ忘れっぽい私。
夫にも同席してもらえば良かったと後悔しました
決して大袈裟に答えたつもりはないのだけど、普通の人なら気付かず育てるレベルで障害!障害!となりがちなので、私の認識が結果となって大丈夫だったのかなといまだに一抹の不安は残っていますが・・
最後に心理検査では、
ミミの完璧主義なところ、理想が高くて自己肯定感がつきにくいこと、傷つきやすいことなど、私にとっては分かっている内容ではありますがよく言い表してくれていました
長くなりましたが、検査については以上です。