導師 「今回は、考える事・熟考することの重要性について話し合ってみようかのぅ」
英知 「考える事の重要性はパスカルも著書『パンセ』の中で『人間は葦のように弱いものである。しかし、考える葦である』というようなことを言っていますね。これは、人間は宇宙の中ではチリほどもない存在だけど、考えること・イメージすることによって宇宙をも包含出来るのだという意味だと僕は理解していますが」
光 「う~ん、私は頭が痛くなるから、あまり考えたくないわね。私は、どちらかというと考える人ではなく、行動し体験してそこから何かを掴んで行く、そして直感・感覚・イメージの方を重要視する人なのよね~」
導師 「そうじゃね、確かに脳的活動によって物事を捉えるより、直感・感覚・イメージ等で物事を捉えることの方が、本来の人間的であり基本であり重要なことなのじゃが、この考えると言うことも表面的なことのようじゃが、実は潜在系・無意識系と繋がり大変な影響を持っているのじゃよ。それゆえに、考えると言うことも意識進化の過程では、大変重要な日常の実践方法であるのじゃよ!なぜ人間は考えると言う機能が備わっているのか・・・『全て無駄なし』必要があるからこそ備わっておると言うことなのじゃね」
光 「そうよね、確かに考えなければこの文明も有り得ないし、日常的な生活・活動も出来ないし、生存さえも危ういわね。・・・勿論、私もある程度は考えることも重要だとは思っていたけど、この日常的・表面的に必要だと言うことだけではなく、もっと深い意味・意義が有ると言うことよね~。ちょっと解説してみてよ」
英 「導師さん、お願いします!」
導 「うむ、それではわしなりの認識を話してみようかのォ。これまでの問答集で全ての創造物・事象は波動であり、その波形の大小・振動の強弱・絡み合い等によって成り立っていると言って来たし又、意識レベルではこの波動による共振・共鳴によって自己の周りの出来事・問題・他者・様々な意識体等を引き寄せ、体験し、学んでいるのだとも言うて来たのゥ。(問答集No3.意識について等を参照)・・・・・そして、この共振・共鳴という宇宙・意識のシステムを更に思考活動と言うものにも当てはめ捉えてみると、熟考することの重要性・そのメカニズムというものが判ってくるのじゃよ。・・・つまり、こう言うことじゃ!・・・脳的活動、いわゆる思考と言う想念活動も全て波動であるからして、何か一つの事を集中して考えておると、ふと、これまで認識していたものとは違った別の認識なり答えなりが浮かんで来るのじゃよ」
導 「この今まで持っていた認識とは違ったものが浮かんで来るということのメカニズムは、自己の外からのものと内からのものとが有るのじゃよ。・・・・・外からのものとはこう言うことじゃ。・・・全宇宙中(地球中)には、様々な問題の様々なレベルの想念波動が無数に飛び交っておるのじゃ。これは、いわゆる地球上に無数に飛び交っているテレビ・ラジオ等の電磁波でイメージ出来ると思うのじゃが、想念波動とは時空に影響されない波動じゃからして、過去や未来の想念も、多次元宇宙からの想念も、ありとあらゆる想念が充満し循環している状態なのじゃよ」
導 「よって、今の瞬間瞬間の自己の思考(想念)波動と同じ様なレベルのものを共振・共鳴として引き寄せてくるのじゃが、その時の自己の意識レベルの状態や拘り・固定観念の大小によって、もう少し上のレベルのものを引き寄せるか、下のものを引き寄せるかが違って来るのじゃよ。・・・じゃから何度も言うておるように、固定観念・既成概念は一時横に置いておいて、純粋に多角的に熟考することが重要になってくるのじゃね。・・・そして、自己の内に引き寄せた想念波動は、各意識体の反応という色が付けられ変換されて、また自己の外へ流れて行き、また同じ波動レベルの意識体へと引き寄せられ取り入れられて行く、という循環をしておるわけなのじゃよ」
導 「次に、自己の内からのものとは、こう言うことじゃ。・・・自己の内・深奥(自己の潜在系・無意識系)には、これまでの無数の輪廻転生によって蓄積されて来た知識・認識・理解・英知が貯蔵されておるのじゃが、普段の日常生活においては殆どこれらのものが出て来ることは無いし、知覚すらされない状態なのじゃよ。・・・しかし、熟考することによって集中状態になり、表面意識の波動が日常の荒いものから精妙なものになって行くことで、内なる意識層と繋がり易くなり、それら蓄積されている英知などが表面意識へイメージとして浮かんで来るということなのじゃ。・・・そして、自己の深奥の意識層は段階的に全宇宙の意識層とも繋がっている(一体)のじゃからして、自己の意識の波動レベルを更に上げる(精妙に保つ)ことによって、更に高いレベルの意識層の様々な英知を自己の内に引き寄せる(アクセス出来る)事が出来、高いレベルの認識を新たな自己の認識として取り入れることが出来るのじゃよ!」
英 「なるほどなるほど!素晴らしい解説ですね。・・・考えることにも、この様な深い意味・メカニズム・システムが有ったのですね。・・・考えるにしても、その時の自己の波動を精妙な状態にして行くほど高いレベルの答え・認識に至るということですね。大変参考になります。心掛けて行きます」
光 「オ~~~頭が痛い!確かに素晴らしそうな解説だけど、私のように深く深く考えることを体が拒否する?人は、どうすればいいのよ。私に合う方法はないのかしら?」
導 「フォッフォッフォッ!頭が痛くなるのか?面白いの~。・・・それは君が頭を使うこと、考えることが面倒じゃから深く考えたくないという潜在意識的波動が表面の反応として現れておるのじゃよ。・・・・・ま~良い。君にも出来る方法が有るので紹介しよう。・・・・・このいわゆる『熟考瞑想法』とでもいうべき実践法は、何か一つの事柄を集中することによって新たな認識を得て行くというものであり、これの応用としては何か一つの言葉(テーマ)を決め、それを何度も何度も集中して紙に書いて行くという実践方法も有るのじゃよ。・・・同じ文字を100回・200回と集中して書き込んで行く内に、ふと、その言葉(テーマ)に対する新たな認識が浮かんで来るのじゃよ。・・・皆に是非試してみて欲しい、単純であるが効果的な実践法なのじゃよ」
光 「なんだ、いい方法が有るじゃないの!早く教えてくれれば良かったのに。これなら私にも出来るわネ!早速やってみよ~と。(でも、字を何百回も書くのも面倒くさいわね・・・エヘッ!)」(導:トホホ、君の面倒くさがりにも呆れてしまうわい!)
英 「本当に、これなら誰にでも出来る方法ですね!・・・しかし、導師さんの紹介する実践方法は、どれも共通して単純だが深く効果的な素晴らしいもので、これこそが真の実践方法なんじゃないかと僕は感じますよ」
導 「これまでの問答集で、わしが紹介し解説して来た三つの実践方法は、意識進化の為の三本柱ともいうべき実践法であり、これに尽きるとも言えるじゃろう。その他の無数に有る実践法は、この三本柱から枝分かれして行き100人100様に応用され開発されて行った実践方法なんじゃよ。・・・そして皆が気付いていると思うのじゃが、これらに共通することは『集中』するということなのじゃね!考えることにしろ、ただ観ていることにしろ集中することなのじゃよ。・・・よって、日常の生活においても今の一瞬一瞬を一つ一つの事象を大切に集中して捉えて行こうとする姿勢が最重要であり、これを習慣付けて行くことが、これらの実践方法をマスター出来る極意でも有るのじゃよ」
導 「それと、この事をしっかりと伝えておきたいのじゃが・・・この実践法の三本柱は、全宇宙・全次元・全時空・全生命体・全意識体に共通・応用出来るものであり、何時でも何処でも四六時中出来、しかも無料で出来る実践法だということじゃ!・・・真の、そして基本となる実践法とはこう有るべきものじゃよ!・・・皆が今までに、そしてこれからも出会って行くであろう様々な実践法をこれに照らし合わせた上で自分のものとして行って欲しいのじゃ!・・・勿論、どんな実践法とて『全て無駄なし』であり、何かが学べるのじゃろうがね」
導 「今回は、熟考するというテーマじゃから、あまり多くを語るまいかのぉ。(光:十分語っていると思うけど)・・・後は各自が様々な場面において、この解説の応用を働かせ、様々に熟考し学んで行くことじゃね」
英 「はい。今回学んだ事を更に復習し、自分のものとし、今後の日常生活で応用実践して行きたいと思います。有難う御座いました」
光 「ほほ~い。私も頭が痛くならない程度に熟考という瞑想実践法を取り入れて行きたいと思いま~す。・・・私くしのように落ち着きの無いお嬢さまは、まず日常の一つ一つを集中するよう心掛ける事が大切なのよね!・・・ありがとうございました。次回もよろしくご指導下さいネ」
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導 「お~そうじゃった!もう一つ重要な事を話しておかねばならなかった。・・・・・それは、わしがよく言っている『多角的に考える』ということの説明なのじゃが・・・多角的に考えることの一つの方法として『自問自答』というものが有るのじゃ。これは一つのテーマに対して、まず自分なりに一つの認識を提起してみる・・・そして、その認識に対して他の様々な角度・方向・立場を想定した上で、それぞれに反論なり疑問なりを投げかけてみる・・・そして、その一つ一つに対しても同じように様々な捉え方で熟考してみる・・・この繰り返しの作業によってそのテーマの真の全容が明らかになってくる・・・というような方法なのじゃが、これも効果的な方法じゃよ!・・・・・これの例えとしては、一つの複雑な形状をした物体を右から見れば三角形、左から見れば四角形、上から見れば円形というように、色々な角度から見ることによって、その物体の真の姿が明らかになって行くという方法論と同じものなんじゃね(右から見るという立場のみに囚われている者にはその物体は三角形だ、という認識しか持てない)。・・・・・以上じゃ!それぞれが良く熟考して行って欲しい・・・さらばじゃ」
今回の言葉
『考えること・熟考することは意識進化の為の重要な実践方法の一つである』