導師 「それでは今回はNo.3からの流れとして『エゴ体』なるものについて考え、話し合ってみようかのぅ」
光 「エゴといえば自己中心的な思考・行動とか我が侭な事などにも良く使われる言葉よね」
英知 「あと、人間の表面意識的な事、例えば感情・心なども含めた事の総称としても使われるよね」
光 「でも良く宗教などではエゴを捨てなさいとかエゴから離れなさいとか良くない事として取り上げられているけど実際エゴとはなにか?なぜエゴ(体)が存在するのか?エゴは本当に良くないものなのか?良くないとするとどうすれば良いのか?、、、など疑問が沢山出てくるわね」
英 「それではまずエゴとは何かについて導師さんの認識を聞かせて下さい」
導 「うむ。しかしそれらの疑問を一つ一つ解説していたのではキリが無いから簡単にまとめて述べて見ようかのぉ。まずエゴ体というのは説明するまでも無くエゴと言ういわゆる君らの言う表面意識的な事を表現したり反応したりする存在なのであるが、これは肉体であり、また肉体の次からの次元の意識体の一部まで範囲が有るのじゃ。ようするに自我意識(自分は自分はと常に自分と言うものを他と切り離し正当化し中心とする思考・言動)が、まだ残っている段階までの意識体をエゴ体だと言う事が出来るじゃろう」
光 「ちょっと待って!肉体の次からの次元の意識体の一部とか、意識体の段階って何のこと?一つの意識体が認識・理解によって進化段階が進んで行くと言う事は前に学んだのだけど、今の説明の仕方だと一つの意識体(肉体・エゴ体)も何層かの進化段階の違う意識(体)で成り立っていると言うふうに受け取れるけど」
導 「そうじゃ!その通りなのじゃよ。一人の人間とは見た目には一つなのじゃが意識のレベルで見れば何層もの意識レベルの違う意識(体)が一体となっておるんじゃね。段々と奥に行けば行くほど(深くなれば)進化段階の高い大きな広がりを持った意識となって行き、その段階なりの知識・認識・理解を持っておると言う事じゃ。よって自己の進化とは、こういった自己のメカニズムを認識(自己確認)し段々と高く精妙な波動の意識へと目覚め、繋がって行く事なのじゃよ」
英 「それでは、もともと高い意識レベルも有ると言う事ならば何も肉体に入って進化して行かなくても良いのでは、、、と言う考えも出て来るのではないですか?」
導 「まぁ、そう言う疑問も当然出てくるのじゃろうが、それは今までの問答集の学びにもヒントは出ておることじゃし奥の深い問題じゃからそれぞれがじっくりと考えて見る事じゃね。今回は、取り敢えずエゴについての続きを解説して行くとしよう」
英 「そうですね。確かに今までの問答集でも出てきていましたね。自分自身で熟考して行きます。続きをお願いします」
導 「それでは、その君らが言うところの『エゴ』なるものは必要が有って存在しておると言うことを少し話しておこうかのー。エゴ(自我)意識と言うものの殆どは人間が肉体として生まれてから培ってきた自己中心的な固定観念・既成概念によるものであり、またこの世で生きて行き、生活して行き、様々な環境・組織に合わせて行こうとする意識、いわゆる自己保存的意識や自己防衛意識の事なのじゃね。一部は今までの多くの輪廻転生(生まれ変わり)の体験によって培ってきた個性的な意識の方向性いわゆる意識の癖のようなものじゃが、それらが時折表面意識に出てきた時にエゴと言われるような言動を表現する事も有るのじゃがね。よって前者の説明で分ると思うがエゴというものは、この現象世界で人間(肉体)として生きて行き、生活して行く為には必要不可欠なものなのじゃよ。逆に言うと、人間にエゴが無ければこの現象世界で生存して行けないと言う事であり大いなる存在が人間を創造するプロセスでこのエゴなるものもちゃんと計画し、必要なものとしてインプットしたと言う事になるのじゃね。ようするに何度も言うが、この全宇宙(時空・次元を超えて)に存在する物及び事象等は『全て無駄なし』と言う事じゃよ!」
光 「それじゃー、宗教などが言っているようにエゴ(自我)は捨てなさいとか離れなさいとか、エゴを断ち切る為の修行とかいうものも全て間違っていると言う事になるわね」
導 「ま~全て無駄なしじゃから、彼らはその体験等によって何らかの理解(例えば、そう言う事は間違いだったと言う気付きも進化に繋がる理解)を得る事じゃろうがエゴを無くすと言う事自体は間違っているし又、エゴを無くす事など出来ないと言う事なのじゃね。そしてエゴとは肉体レベルだけでなく意識の各段階でもそれなりのエゴは有るのじゃよ。ようするに進化して行く為にもエゴは必要なものであると言う事なのじゃよ!」
英 「それでは、エゴは必要なものとしてこのまま放って置いたら良いのですか?それでも何か自分が悪いと思う事や間違っていると思う事は反省し正して行かねばならないのでは、、、と思うのですが」
光 「そうよね。人間の自己中心的な考えや行動によって戦争や環境破壊などと言う問題が出て来るのだから放っておくのはどうかと思うわね」
導 「勿論、そう言う疑問も出てくるじゃろうが、こう言っては過激かもしれんが全て無駄なしと言う事からエゴも必要と言うことはエゴによって起こされる戦争や環境破壊等も、それなりに今の地球人類の進化段階においては必要なことであり、それらを経験する事により更なる進化に繋がる認識・理解を得て行くと言う事になるのじゃよ。それにじゃ、全ての物事は本来中性・中立的なものでありそれなりにバランスが取れているものなのだが、それらにプラス・マイナスだの、善・悪だのと二極的に色を付け判断したり、批判したりしてかってに道徳だの規則だの常識だのと体系付けしておるものこそ人間のエゴなのではないのかね!、、、この問題も奥が深いネー。この事についても誤解せずに広い視野でもって多角的に自分自身で熟考してみることじゃ。それとじゃ、放っておくと言うのはちと違うのじゃが自分なりに良く考えてうまくコントロールし自己の進化に繋げるよう利用しながらエゴと付き合って行くことが重要なのじゃよ。今の君らではエゴをコントロールすることは難しいじゃろうが、これも日々の実践によって習慣付けて行けば誰でも出来るようになるのじゃ。」
英 「その実践方法とは、やはり自己の想念を観察すると言うものですね」
導 「その通りじゃ!エゴが出てきたならばそのエゴを一歩離れた目でもってじっくりと無心に観察するのじゃ。最初はなかなか難しいが段々と慣れて来て習慣になってゆけば段々とエゴというものが判ってくる。判って来ればコントロール出来るようになる。エゴをコントロール出来るようになれば自ずと真我(高い意識レベル)とアクセス出来、自己進化に繋がって行くと言う事になるのじゃね。そして意識体とエゴ体がうまく繋がりバランスを取り合いながら振動(活動)する事により、人間は本来の限り無い可能性(力)を発揮出来るようになるのじゃよ!、、、まー今回はここまでにしよう。これについても、それぞれが良く考えて見ることじゃね。想念観察も続けるのじゃぞ!」
光 「はい、わかりました。想念観察、想念観察、、、。でもエゴが必要なものだったとは、、、!大変勉強になりました。ありがとうございました。次回も宜しくご指導下さいネ」
今回の言葉
『エゴ(体)とは自己保存及び自己防衛意識であり生命活動及び意識進化には必要不可欠である』