ガンガン行きます。続いてはテキーラです。
まったここでもスペインが関係してくるのですが、このテキーラ造りもスペインと密接に関係しているんですよ~
それは、彼らが蒸留技術を中米に持ち込んだからなんですね~。
そしてね、テキーラって実は、メキシコ政府によって規定されていて、なんでもかんでもテキーラじゃないのです。法定産地が決まっていて、それは5州あるのですが、そのいずれかで栽培・加工された青リュウゼツランを使って造らなければ、テキーラとは呼ばせんぞ、となっているのです。
5州って少ない・・・・つまりですね、テキーラと思って飲んでいるものがテキーラじゃない・・・それは・・・メスカルだーーー![]()
リュウゼツランをベースにした蒸留液というのは、メキシコ全土で造られているんですが、この5州以外に与えられた総称がメスカル。
テキーラは発酵性糖分の51%を青リュウゼツランから生じたものでなければなりません。たまに、サボテンとかアロエと勘違いしてる人も見かけますが、テキーラはサボテンとかアロエから造っていませんよ。似てるけど・・・青リュウゼツランです。
そして、残りはどんな糖分原料を使ってもいいぞーーーってことになってる。このバッサリ加減たまらんですね~。この世界、テキーラ以外、全部メスカルにも通じてます・・・。
とにかく、青リュウゼツランを使わなくちゃらならない。オール青リュウゼツランから造られたもの、それは、テキーラ100%アガーベと表示ができるのです。
もし、ピュアな青リュウゼツランを知りたいとなれば、この表示があるものを試してみてくださいね![]()
ワインはその年にできたブドウを収穫して、熟成させ、一部よいものは長期熟成が可能となるわけですが、テキーラの場合はこの逆![]()
青リュウゼツランが成長するまでに8年以上かかるわけです。ちっちゃい子供みたいですね~。その8年もかかったものを更に熟成させてると・・・資金を回収する暇がないってことで(ほんとかよ
)さっさと売りまくる。
青リュウゼツランの芯になっているところをテキーラ造りに使うのですが、これをスチームオーブンで焼き、デンプンを糖化させます。クッキングママっぽいですが、間違っても、家庭用オーブンは使ってませんからね。8年も育ったリュウゼツランはそれなりに大きいので。
そして、細かく粉砕。糖液を絞り出して、酵母で発酵させるのです。
テキーラは2階蒸留させなくてはなりませんが、蒸留器に規定はなく、ポット・スティルでもコラム・スティルでもどっちでもいいのです。
どちらにしても、そこまでスピリッツの精留度を高くすることはなく、テキーラの青っぽい、野菜の香りが残る・・・というわけですね~。
えーっと、テキーラが熟成されないのは、気候が非常に暑いため、熟成に向かないのです。もちろん、熟成させるものも一部ありますが、3年を超えて熟成されることは稀。
そしてですね、青リュウゼツランの香りが樽材の香りに圧倒されてしまう・・・というのもあるそうです。なので、テキーラは、素材そのものの香りを楽しむお酒なんですね~
→こら、サボテンじゃないって。
塩とライムで一気に飲むスタイルが昔ありましたが、現在ではテキーラは上質のカクテルに使われたり、そのまま飲むスピリッツとして使われているんですよ~。
ラムはマルガリータが断然好きですね~
テキーラのスタイルだけさらっといきましょう。さらっと。
ブランコ・・・熟成させないタイプのテキーラ。最も純粋な形でリュウゼツランの特徴を表現しているのがコレ。
ホベン/オロ・・・多くのホベン(ゴールド)テキーラも熟成させないか、しても短期間です。色はカラメルや添加物で着色。ブランコよりも香りがやわらか。
レポサド・・・レポサド=休めたという意味で、休まっております。木樽で最低2カ月・1年以内熟成されたテキーラ。
アニェホ・・・アニェホ=熟成させたという意味で、600リットル以下のオーク樽で最低1年熟成させたもの。熟成期間の短いテキーラに比べて、リュウゼツラン独特の風味は失われていますが、濃厚なきめや樽材由来の風味が加わっています。
ムイ・アニェホ・・・ムイ・アニェ=非常に熟成させた、という意味で600リットル以下のオーク樽で最低3年間熟成させた、超高級テキーラです。
ラムは、熟成させたテキーラよりも、シンプルなブランコのビヨンビヨン伸びる香りが好きですね~。ワインで余韻ってものがよくわからないんだけどっていってる人がいたら、テキーラ、試してみてくださいね~。