モーゼル地域に移ります。モーゼルはワインショップやレストランでも見かけることが多いのですが、ここでは白ブドウ、とりわけリースリングの生産が中心となっています。
このモーゼルの中でも、ミドルモーゼルと呼ばれる川の区画が特に歴史的に高い評価を受けていて、モーゼルの中心地帯であります。
よく知られている、ピースポート村やベルンカステル村はまさに、このミドルモーゼルにあるのです![]()
このミドルモーゼルの中でも、最良の畑というものは、単一ブドウ畑(アインツェルラーゲ)で、川の近くに位置し、急な南斜面で熱を蓄え放射するのに適したスレート粘板岩の土壌で覆われています。
この粘板岩の組成は畑ごとに異なっていて、それがワインの個性に反映されるのです![]()
モーゼルのリースリングは、ほどよい甘みを持つ低アルコールのライトボディ。酸と糖のバランスは絶妙で、花や緑色果実の風味があります。
ナーエ地域は、モーゼルとラインヘッセンにはさまれた地域に広がり、最高のブドウ畑はリースリングから造られます。シュロスベッケルハイムが主要なワイン産地。土壌は、モーゼルがスレート粘板岩であったのに対し、粘板岩や斑岩、石英、色のついた砂岩土など多様。
ドルンフェルダーが栽培面積の4分の1を占めています。
ラインガウ地域は、ヨハニスベルク、ガイゼンハイム、リューデスハイム村の単一畑造られるワインが有名。
植栽されているブドウ品種のほとんどがリースリングで、ワインの80%以上は辛口。
リースリングは、ミディアムからフルボディ。熟した桃の風味に特徴があります。ライン川の湿度のおかげで、ドイツ最高のBAやTBAのワインがここで造られています。
ラインガウ地域の中でも、ホッホハイムのリースリングはより熟したフルボディにある傾向があり、アスマンスハウゼンはシュペートブルグンダーが有名です![]()