シェリーの熟成は、バットと呼ばれる600リットルのオーク樽で行われます。通常のワインの場合、オークの香りをつけたいか、つけたくないかによって、大樽、小樽の選択を行う、そのオークも、フレンチオークやアメリカンオークなど選択するのですが、シェリーの場合は全然違う![]()
オークの香りを一切残らないようにするのですよ![]()
なので、既にオークの香りがない状態のものを使用するのです。つまり、シェリーでオーク樽を使用するのは、酸素を入れるため。それ以外の何物でもないんですね~。
今度シェリーを飲むときに注意したいな、とラムが思うことは、このオーク由来の香りがないことを確認するってことですね。
そして、この熟成はソレラ・システムと呼ばれているのですが、簡単にいえば、ウナギのタレの注ぎ足し製法と同じ
平均熟成期間の異なるワインを熟成別に積み上げ、そのワインを熟成のレベルの間で移動させるやり方。
瓶詰めは熟成が最終段階に達した最も古いソレラから。瓶詰めされて空いたスペースには、その1段階若いワインを移して補充、移して補充とするわけです。
こうやって、新しいものと古いものとを混合することでワインのスタイルと品質を毎回均一にすることができるのです![]()
教科書的には、いくつかのバットを積み上げている絵が描かれ、その上から下にワインが移動しているニュアンスがありますが、実際にはそんなことはされていなく、同じソレラレベルのクリアデラは、別の建物に分けて保管されているんですって。
理由は、災害などでソレラ・システム全体を失うことを避けるためって、そうですね。考えてますね~![]()