幸せな畑の幸せなワイン -16ページ目

幸せな畑の幸せなワイン

人と世界をワインでつなげたい!そんな思いで書いている、ワインアドバイザー・薬剤師ラムの徒然日記です。

マディラに関してありとあらゆる知識は既に消え去っているラム・・・、そんなもんです。でも、全然気にしないべーっだ!




ワイン醸造なんですが、シェリーは発酵した後に酒精強化し、ポートは発酵中に酒精強化してましたね。そして、発酵中に酒精強化したものの方が甘いのです。なぜか!!糖分がすべてアルコールに変換されきっていないからですよ~べーっだ!



じゃあ、マディラははてなマークってきになりますね。




現在のワイン醸造は、かなり近代化されてまして、最高水準のマディラを造る生産者達のほとんどは、発酵用のステンレスタンクや温度管理システムをお持ちです。




発酵時間の長さが仕上がりのワインの甘さにも関係していて、これは生産者ごとに異なります。



自分たちの望む糖度に達すると、ブドウで造られたアルコール度96%のスピリッツを添加して、発酵を止めます。通常、酒精強化は、発酵が始まってから1~5日後に行われます。




先ほどもいいましたが、最も甘口のワインから順に酒精強化されるんですよ~コスモス




そして、ここからがまた独特。



昔は、マディラを輸送先に運ぶ船底にマディラを置いて、そこで熟成させていたんです。すごいーーー。熟成が足りないと、海の上で待ってたんでしょうかね~。マディラの仕上がりがまだだから、陸にあがれん波みたいなね。




今では、そんな非効率的なことはやってません。でも、この船底を再現しなくちゃマディラらしさがでないので・・・人間が考え出したのは・・・




カンテイロとエストゥファ。



ラムは、この単語はかろうじて覚えていましたが・・・その違いはなんだったっけ・・・。おーーーーーいパンチ!




ちゃんと説明しますよ。




カンテイロは、ワイン商の貯蔵庫の最上階である屋根裏にある保管棚のことで、そこにワインを置くのです。日光に照らされたワインは30℃を超える温度に耐えるのです・・・あせるでも、こんなことどのくらいやってると思うはてなマーク



最低3年よ、3年!!



そんな気の長い話っていうか、屋根裏がいくらあっても足りないじゃんパンチ!って思ったワイン商がどのくらいいるのかわかりませんが、カンテイロに代わる方法があるのです。




それが、エストゥファ。



これは、ステンレスでできた加熱室(エストゥファ)に入れて、最低3カ月45~50℃に加熱するんですー。温度管理を人工的に行うってことですね。この方法ですと、2年でいけます。



そして、商業的な若いワインにだけ使われます。



ということは・・・そうではないプレミアムマディラはどこにいるのかって・・・それは屋根裏ですよーーーー。

今日も屋根裏にいるんです。



なんか、ポルトガルの屋根裏でそんなことが起こっていたなんてね~、ラム、びっくりだわ目