ワイン醸造⑦~ロゼワイン~ | 幸せな畑の幸せなワイン

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人と世界をワインでつなげたい!そんな思いで書いている、ワインアドバイザー・薬剤師ラムの徒然日記です。

さてさて続いては、ロゼワイン。ロゼに入る前にね、この醸造に関する言葉って、ラム覚えるの大変だったんだーショック!覚えても覚えてもすぐ忘れる。辛い日々だった・・・っていうのも、ラムの場合、頭のなかでイメージできないものはなかなか覚えられないんだよね。



頭の中で絵が浮かぶとすんなり覚えられる。



それで、パンチングダウンもね、実は最近、とある造り手さんのワイン造りの様子を見る機会があって、ほんと屋外でやってる写真を見たわけ。




なんではてなマーク屋外はてなマークって思うはてなマーク




アルコール発酵のときにはね、アルコールとともに二酸化炭素もでるから、密閉した部屋でパンチングダウンをやってると、窒息しちゃうのよ~ドクロ




そんな、ワイン造りで人が死ぬ―――ってあるわけーーーーって思うでしょ。



でもね、ココファームワイナリーに行ったときに、ドクロマークドクロかなんかあった場所があったわね。ラム、ワインは好きだけど、二酸化炭素中毒で死にたくない~。




てなわけで、パンチングダウンは覚えられたかなはてなマーク




ロゼワインに関しては、赤ワインと白ワインを混ぜていい、っていうのはシャンパーニュ以外じゃやっちゃかんよ~とか、セニエーとか書いてあったと思います。



ロゼワインの造り方は4つあって、それは、



1.直接圧搾法

2.抜き取り法

3.セニエ法

4.ブレンド法



です。



直接圧搾法は、白ワインを作る方法と同じで、黒ブドウの破砕と圧搾を行います。破砕してるときに、果皮から多少色素がでてきますが、もっと抽出したいときは、マセレーションをしなくちゃいけませんから、ほんとに淡い色のロゼワインになります。




シャンパーニュを造るときに、黒ブドウを使いますよね。それは、マセレーションをしていないから(してたらシャンパーニュが赤くなっちゃう)黒ブドウを使っていても、外観は白ワインなんですね~。(ロゼは別ですが)もちろん、多少色がついているものもなくはないですが・・・それは、黒ブドウの皮から出てきてます。




続いて抜き取り法。これは、赤ワインを造るときと同じように、黒ブドウを処理して、発酵が始まって、必要な色の濃さになったら、果汁を抜き取ります。抜き取った果汁は、その後、果実風味が残るように低温で発酵させて、ロゼワインを造ります。




セニエ法。基本的には、抜き取り法と同じなのですが、果汁の一部だけを抜く点が違います。一部を抜き取って残ったワインは何になるのーってそれは、赤ワインになるんです叫び




うげ叫び赤ワインと並行してロゼ造ったってことはてなマークってそうなのです。




もともと、赤ワインを濃縮させるために、余分な水分を抜き取ることが目的だから。ロゼはその副産物なのです。




そして、最後がブレンド法。白ワインにーーー少量の赤ワインをーーー加えるーーーってそれは、EUではシャンパーニュ以外禁止されてます。でも、ニューワールドではOK。




ロゼも色んな造り方があるんですね~。色がめちゃくちゃ濃いのと、そうでないのとがあるわーって思っていましたが、それは色んな理由によるってことですね。ロゼワイン買うときに、どの醸造方法をとったのかが気になってきた―音譜