引き続き、ローヌの続きで南です。
北とはうって変わって、南は複雑です。受験生の頭を悩ませるのは、ここで栽培されているブドウ品種の数が多いから。
なんでこんな風になるのかというと、南の気候で育つブドウ品種の種類が多いからですね~。だからって、色々栽培しなくてもーーーーって受験サイドは思いますよね。本当に。しかし、ローヌ南部で有名なAOCシャトー・ヌフ・デュ・パプは、認定ブドウ品種が13種類もあるのです。
今では、この13種類の全てを使ってワインを造っていることはほとんどないみたいですが・・・、しかし、そんなことは受験とは関係ありません。この13種類、覚えましょう。というのも、これさえ覚えてしまえば、ローヌで使われるブドウ品種は網羅したもどーぜん
黒ブドウ品種:グルナッシュ、シラー、ムールヴェードル、サンソー、テレ・ノワーズ、ミュスカルダン、ヴァカレス、クノワーズ
白ブドウ品種:クレレット・ブランシュ、ブールブーラン、ルーサンヌ、ピクプール、ピカルダン
いやー、多いですね。
ラムはこの瞬間、当時の自分が知っているブドウ品種以外を必死に覚えようとして苦労したことを思い出したんですね~。
しかし、気づくことありません
双子の片割れがいなぁ~いルーサンヌがいるのに、マルサンヌがいないのです・・・
そして、ヴィオニエもいない
って感じで覚えていったのですが、結構大変でした。何度も見て、ゴロ合わせして覚えましょう。
北部はシラーメインの赤ワインでしたが、南にいくと、グルナッシュがそこに加わります。
有名なAOCはジゴンダス(Rr)、赤のみを造る、ヴァンソーブル。両者ともグルナッシュを使っています。
そして、南には、フランス三大ロゼワインのタヴェルがありますよ。辛口なロゼです。
ちょっとまとめましょう。
赤のみのAOCは、
・ボーム・ド・ヴニーズ
・ヴァンソーブル
・ラストー
赤白
・シャトー・ヌフ・デュ・パプ
赤ロゼ
・ジゴンダス
ロゼ
・タヴェル
これ以外の全てのAOCは赤白ロゼの全て