健康はすべて | 幸せな畑の幸せなワイン

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人と世界をワインでつなげたい!そんな思いで書いている、ワインアドバイザー・薬剤師ラムの徒然日記です。

誰でも知ってることですが、健康がすべてです。そんなこと、わたし以外の人もいってます。

でも、健康を害している行動を無意識でとっている人も結構います。

人間の身体が、あまりに微妙なバランスで精巧に作られすぎていて、そのありがたみをわかっていないのです。パソコンなんかよりも、はるかに優れた機能をもつ人間の身体。




これを説明するいい例が家で起こったので、シェアしたいと思います。




最近、わたしの母の耳がすっごく遠くなったんですね~耳

おお!こうやて人は確実に老いていくんだなと、思ってみておりましたが、ほんと、近くに寄ってしゃべっても聞こえてなかったり、指さしたり、なんとなくコミュニケーションをとってたのですが、原因は、大量にたまった、『耳垢』叫びだったんですね~。なんだぁ~って話でしょ。でも、この『耳垢』にたどりつくまでがすごかった。




人は老いる自分を認めたくないもの。だから、アンチエイジングって流行るじゃないですか。

いくらわたしたちが、『一回、耳鼻科行ってみようと』『家族以外の人と話すときに、不便だし、あるいていても危ないよ』なんて、言っても・・・ずっと病院にいかず・・・。こういう人って結構いると思うんです。耳は聞こえなくなるからはっきり不便だと感じますが、そうではない、生活習慣病あたり、、、かなり無意識ですよね。



家の近くに補聴器を扱う会社があって、先週散歩がてら行ってみたのです。会社は休みだったんですけどね、その次の週・・・彼女、病院行ったんですよ。補聴器つけるにしても、一回耳鼻科に行かないとって。



コミュニケーションとれないと、父もイライラするし、自分でも、不満溜まってたんでしょうかね。行動を起こすきっかけがどこかにあったのです。




で、病院に行ったら『耳垢たまってますね~しかも、固まってて取れない』って言われて。その日の夜、耳垢をふやかす液体を入れてふやかして、次の日に掃除機みたいなもので取り除いたらしいですけど、今まで全然聞こえなかった音が、突然溢れるように聞こえてきた、って。この聞こえなかった音がまた聞こえたとき、すっごくうれしかっただろうなぁ~ってすごく思いますけどね。



しかし、どんだけ溜まってたの、その耳垢!!しかも、彼女、毎日掃除してたのに!!あなた、どこ掃除してたのよ!!ってわたしはかなり疑問だったのですが・・・。




結局ね、耳の機能の問題ではなかったことがわかって、彼女一気に元気になったんですよ~。耳が聞こえない状態のとき、明るさってどっか遠くに行ってしまっていてね。生活の中に、何かを楽しもうとか、チャレンジしようって気持ちも萎えてたんです。




たかが耳、されど耳。毎日普通に聞こえることに感謝ですね。




それで、彼女、聞こえるようになっていったことが、『補聴器買わずにすんでよかったわ~』だったんですね。彼女が病院に行かなかった理由は、老いた自分を認めて、補聴器を買うことが嫌だった、ってことだったのか・・・ってそのときはおもったんですけどね。



話には続きがあって、彼女、こういったんです。『補聴器って、片方20数万円とかして、50万円かかるなっておもったの。でも、聴器買わずにすんだから、あんたにワインセラー買ってあげれる』って。親ってそういうもんですね~。なんか、ワインセラーを買ってもらったわけでもないけど、その言葉を聞いて、すごくありがたい気持ちで一杯になりましたよ目から涙目から涙気持ちだけで十分だから、セラーは自分で買えるから大丈夫だよ~っていったけど。




こんな親が、世の中にはたくさんいて、振り込め詐欺に騙されてるんでしょうね。詐欺にあってるのは悲しいけれど、どんだけあったかい愛がそこにはあるんだって思いますね。




この日の夜に飲んだのは、オーストリアのゲミシュターサッツ。初めてのワイン講座でも取り扱いましたが。



ゲミシュターサッツってね、同じ畑に色んなブドウ品種が栽培されてるんですね。それを同じ時期に収穫して醸して瓶詰したもの。市場にある何種類かのブドウがブレンドされたワインは、別々の畑で育てられたブドウを別々に醸して、最後にブレンドされていたりするのです。



でもね、その年の同じ場所で、コンディションがいいブドウもいれば悪いブドウもいると思うのです。同じブドウ品種ばかりを扱うと、病気になったときに全滅してしまうから、それを避けるために昔から取られていた方法が混植混醸(オーストリアではそれをゲミシュターサッツというのですが、オーストリア以外でも、この混植混醸はされていたりするのです。)なのですが、1本のボトルには、それぞれのブドウが感じていた、その年の全てが詰まっているんですね。




ほんと、複雑な香りの中に決して重たすぎることのない味わいと、すっきりとした酸。どれかの品種が突出して主張するようなことはしないけれど、そこには1年という、見えない時間の流れが詰まってて、それぞれのブドウの気持ちも入っているんだろうな。




家族も、一人一人がこの別々のブドウと考えると、ゲミシュターサッツかもしれないですね。



わたしの中のゲミシュターサッツの定義はですね、



『頑張りたい誰かと一緒に飲みたいワイン』



いい時も悪い時も一緒にいる誰かのことを大切にしないとねビックリマークあと、健康であることに感謝ビックリマーク





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