わざわざ、「その2」にするほどの話でもありませんが、
昨日2月1日のブログで書き忘れたことを記載します。
昨日の朝、観ていたTVに、元・柔道選手の谷亮子さんが出演していました。
今回、大きく取り沙汰されている、体罰があったとする監督さんに、
以前、谷亮子さんも指導を受けていたそうです。
その当時、体罰はありませんでした、と断言されていました。
映像では、2008年の北京オリンピックの試合直前に、
監督から、“行って来い!”というように、背中を両手で叩かれて、
気合を入れてもらっているものが、流れていました。
過去に体罰らしき行為をしていなかった監督さんが、
今は、女子柔道部員15人から、告発されているわけです。
日本の柔道界自体、低迷していることは、
先のロンドンオリンピックを観ても、明らかなことです。
体罰で選手の腕が上達するのであれば、
オリンピックに何度も出場し、メダルをいくつも手にした谷亮子さんなどは、
その理屈で行くと、たくさん体罰を受けていたことになります。
もっともこれほどの逸材であった、谷選手と比較すること自体、
おかしな発想となりますが、
それでも、体罰が指導の一環であり、
強くなるための方法の一つであるとするならば、
今、監督の体罰を告発している柔道部員の方たちは、
谷さんよりも、遥かに、腕がよくなっていなくてはならないことになります。
もしくは、十分に比較対象となるくらいの腕前を有していなければ、ならないことになります。