初代が興した事業を継ぐのは、大変なことだと思います。


まず、継承以前の話ですが、起業ということ自体が、ものすごいことだと思います。

大体、何もないところ、例え若干の下地があったとしても、会社や団体などを興し、運営していくというのは、やはり能力のある人でなくては、できないことだと、すごいと思いつつ、うらやましくも感じ、あるいはものすごい苦労でもあるのだろうと思います。


そしてそれを2代目が継いで行く、

これまたすごいことです。

語彙がないので、「すごい」という、ごくシンプルな単語でしか表現できないのですが・・。



教会でも、教祖が高齢になった時分より、

だれが継ぐ、という話も何度か聞きましたが、

候補者の名前も度々変わって耳に入ってきたので、実のところ、よく知りません。

もっとも教会に属していない今、知ったところで、あまり意味はないように思います。



過去に、アメリカで活動してた、信者の友人がいました。

彼女は度々、現地において、教祖のご子息からの説教を聴いたことがあったようでしたが、

感想として、

長男である、孝進さんの話は、苦しかった過去をお持ちのため、底辺から這い上がるような内容が多く、胸にくるものがある、と言っていました。

3男である、顕進さん、及び、それ以下のお子さんたちの話は、非常に前向きなものが多く、辛い気持ちなどにはあまり向き合ったような内容が多くなかったので、あまりピンと来ない、と話をしていました。


その後、3男さんの講演に参加した、別の友人も、同様な感想を述べていました。

「yes or no !」で畳み掛けるような問答が、何度も繰り返されるので、

教祖の真似をしてるようにも感じられたそうですが、

しかし今ひとつ、胸に来るものがなかったこともあり、

「ちょっと、問答がくどくてね・・・」という感想を語っていました。


私は私で、7男さんの著書を1冊読んだことがあります。

記憶に残っている部分は、一部、子育て論のことが記されていたようでしたが、、やはり前向きな方なんだなぁ、という感想を持ちました。

アメリカで活動していた友人の感想と似ていますが、

平均以上の世界だけを見ているような、そんな印象を持ちました。

大きな組織を今後引っ張っていく責任があるので、心労や心配事、多くあるとは思うのですが、でも、何というか、苦境を知らない人が苦境を語る、というような印象がぬぐえませんでした。

年齢的に若いため、そうなのかもしれませんけれど。


そのため、

3男さんにしても4男さんにしても7男さんにしても、

これだけ大きな組織の跡継ぎ候補や、あるいは信者を引き連れた立場に立たれているというのは、

非常に大変なことなんだろうと、思います。

組織が継続するにしても、店じまいをしなくてはならないとしても、

とにかく世界的な規模であり、利権もすごく絡まっている団体なので、

普通の器の人では、どうやって対処をしていくのでしょう。


ましてや具体的に目に見える商品や、あるいはサービスを介しての企業ではなく、

「信仰」という、心の中のものが、中心にあるからです。


教祖や長男さんは、ある種のカリスマ性を持った方たちではなかったのかと、全くの私見ですが思っています。

長男さんが、私の友人信者の心に響くような説教をされたから、そうだ、というわけではないのですが・・

しかし型破りの行動をしていたこと、元妻の著書を読んだこと、あるいは一度だけ、近距離にて見かけたことがありますが、

雰囲気から、ちらりと感じただけに過ぎません。妄想かもしれません。

教祖は、これだけの多くの信者を抱え、しかも悪く書いてしまうと、狂信的な信者をこれほど集めており、そしてまた、政治的な活動もされてきた経緯などから、そんな風に思います。



















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