利用者さんが病院に入院している
んで、御見舞いに行って来ました。
4人部屋に入り、顔を見ながら探し
ましたがわからない・・・
いない？と思い、ネームプレートを
みたら名前があった。
でも面影があまりなくやせ細って
別人のよう。
80代のおばあちゃんで、入院前に
33キロあった体重が27キロに。
皮下点滴だけで頑張っていた。
声掛けに返答できず、寝返りもで
きず、口は開いたまま、瞬きはあ
まりしない。両手は針を抜いてし
まうため、包帯の様なもので拘束
されていた。
「わかるかい？」に「う〜」と
声をだしてくれた。
こちらから一方的に色々お話しし、
本人に質問する時は、「イエスだ
ったら瞬き一回して下さいね」と
お願いすると、ちゃんとしてくれ
たので嬉しかった。
元気な時、おばあちゃんの誕生日
に曲を作ってお誕生日会に歌った
事があります。
急いで作ったんでボーカルは録音
してませんでした。
近日中に歌入れして、「またお
見舞いに来た時に、曲持ってくる
から聞いてね」と言うと、右手を
上げてゆらゆらと横に振ってくれ
ました。
帰りの車の中でその様子を思い出
し涙が出て来ました。
もう施設に戻れず、家族が医師か
ら「覚悟しておいて下さい」と言
われてるそうです。