母親って、すごい存在だなって思います。
一日中子どもの心配をして、子どものためにって
日夜奮闘する・・・。
時々思うんです、自分にも母親がいたらなーって。
私の母は、私が幼稚園生のときから病気で入院
していました。
それからほどなくして、小学校低学年の頃に
亡くなってしまって・・・。
だから、母の事、あまり覚えていないんですよね。
夢に出てくるのも、父ばかり(笑)
とにかく小さい頃は我慢することが多くて、寂しい
子ども時代でした。
幼稚園のころから、いつも一人。
小学校に入ってからは、家に帰っても誰もいない。
(そのうち兄が帰ってくるけど)
母の治療に莫大なお金がかかっていたため、
おやつもろくにもらえない。
ランドセルも、机も、洋服も全部もらい物。
(兄は全部買ってもらってたけどね、母が病気になる
前だったから)
友達が見せてくれる新しい洋服や、かわいい文具
がまぶしくて、うらやましかったなぁ・・・。![]()
それがどんなに欲しくても、却下されることが
わかっていたから、言えなかったっけ。
小学校の頃は、悲しい思い出がいっぱい。
その中でも忘れられないのが、裁縫道具。
兄のお下がりがあるのはわかっていたけど、友達が
親に渡す前から申込書に全部○をつけていて
(当時は欲しいものに○を付ける方式だった。)
それがうらやましくて、うらやましくて・・・。
私も消せないペンで全部○を書いてしまったら、もしか
したら買ってもらえるかも?
なーんて、浅はかに思ってしまい、申込書に○を書いたっけ。
家に帰って申込書を渡したら、そんなに欲しいんだったら
箱だけ買ってやると言われ(箱のデザインは年度によって
変わる)黒のボールペンで書いた○を箱以外全部赤の
ボールペンで消されたんだよなぁ・・・。
申込書は黒のペンと赤のペンでぐちゃぐちゃ。
先生にその袋を恥ずかしくてなかなか出せないまま
締切日になっちゃって・・・。
仕方がないから、最終日に思い切ってだしたら、
「え?どれ買うのかわかんないよ!?」って、
でっかい声で先生に言われてしまい、泣き出したかったな・・・。
あのころは本当に貧乏だったなぁ。
父に給食費の袋を出して、理不尽に怒鳴られたりしたし。
だから、今、子どもたちに絶対不自由させたくなくて
必要ない新発売のシャーペンや、かわいい文具を
買っちゃうのかも(笑)
あの頃、母が生きていれば、あんな思いをせずに
いられたのかなぁ・・・。
今になって、しみじみ思うんです。
子どもには、やっぱり「母親」が必要なんだって。
誰よりも子どもを心配し、気にかけている・・・。
今、なりふり構わず息子に関わり続けている私。
もし、母がいたら、私にもそうしてくれたのかな・・・
なーんて。
亡くなってしまったから、美化しているだけかも
しれませんが・・・。