ナポリ出身の人が500年前ぐらいから伝わるゴハンを作って食べさせてくれました。
「この料理名は何て意味?」と訊いたら「まさに“貧乏”っていう意味だよ。でもただ“貧乏”だとキツいから可愛く言ってる。“貧乏ちゃん”って感じかな?」ですって。
・・うまーーい!!
「幸せですっ!」と感激を口にしたらニンマリしてくれました。
そして彼が「貧乏料理」って言う時は茶目っ気が入っています♡
お肉やオリーブオイルは高かったから、昔の料理には豆やラードを使ったものが多いんだそうです。「豆でプロテイン(タンパク質)が摂れるしネ」って。
おお~、だから豆好きの私と気が合うのね♡
一連の話をきいて、父の事を思い出しました。彼にとっての貧乏料理の一つは「お茶粥」(安~い粉茶と屑米・それを水分たっぷりにして腹を満たす!)。これを私が10歳くらいの時に急に母にリクエストし出し、以来ずっと食べていました。私たち子供には白ご飯が用意されているのですが、あまりにも父が美味しそうに食べるので、よく「一口ちょうだい」とお裾分けをもらったものです。そして土日には食卓の真ん中にお粥の鍋を置き家族みんなで掬ったりもしたなあ。
もう一つ思い出したのがこの本。
「被差別の食卓」
2005年といったら、10年くらい前に読んだんですねえ。
世界各地に出向いては「僕は日本のいわゆる“被差別部落”の出身で、こんなソウルフードを持っているんだ。君たちはこんなものを食べるって訊いたけど本当?」と切り出し、何度もねばって頑なな人々の心を徐々に溶かし、特有の食べ物を食べさせてもらうお話。とにかく文章が鮮やかなのと「ハートを開けば相手も開いてくれるのね」ということを学んだ一冊でした。
写真はある日の食後、何だかもうちょっと欲しくておもむろに素揚げした長芋。
私にとってのソウルフードって何だろうなあ。
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