ぶるぶるぶるー
『はい、山田です』( ̄^ ̄)ゞ
つばき『あっ山田くーんお久しぶり~✨元気してたぁ?最近めっきり会えなくてさみしぃよぉ』(>人<;)
山田『や、やぁ…久しぶり…』(´・_・`)
つ『っていうか山田君ってーーこの間誕生日だったじゃない?!一緒に誕生日会しようよー✨』\(^o^)/
山『あ、うん…』
つ『じゃぁ決まりね!いつもの焼肉屋ね!』( ̄ー ̄)
男と女の欲望が絡み合い、台本の無い舞台で劇が始まる…一度始まれば終わらない、お金が尽きるまで演じるのだ…
『アイツ(山田)はまだイケる(引っ張れる)』
そう、彼女の台本には彼女の物語があるのだ…主人公は彼女だ…
そして今日もまた、主人公に都合の良い物語が始まる…
しばらく遠ざかっていたキャバクラに、お誕生日という名目で呼びつける(だからと言って奢るとも言われない)、山田のお誕生日会のハズの焼肉も彼女の自慢話しで終わりを告げ、いつも通りに会計を済まします。
焼肉後の同伴で同伴料を搾取され、お誕生日でサービスのシャンパンとは名ばかりのポンパドールでご機嫌をとられ…いつもアフターしてくれないアイツは今日に限って誘ってくる…
が…ボトルを入れた瞬間にアイツは何かをやり遂げたかの様に去って行く。
去った後のテーブルには、お酒消耗部隊のふくよかな女性たちが、なんの遠慮も無しに濃い水割りを飲み干し始めます。
ボトルが底をつきはじめ、もう一本開ける気がないことを察すると、水を大量の烏龍茶で割る小技を展開させ、最後の最後に…
『今日飲みすぎたー、ヤバイー』
と、
ポッチャリ通しの会話が弾み、
一人水を飲む山田のもとはお会計の伝票が『サービス』のポンパドールの分まできっちり入れた金額で書いてあります…(._.)
きっと、彼女の台本には
『山田の誕生日だが、いつも通りニコニコして支払いを済ませ帰る、そして一人で博多人情にいく』
とでも書いてあるのであろう…
今日もまた一人、涙と鼻水と一緒にすするぜ粉落とし。
北林先生、自分どおしたら女の子胸に聴診器あてられますかね?(´・_・`)