らぶとらいおん!かおちゃ
です。まちにまったSpring Breakがやってきました!

Spring Breakというわりにまだ雪しか見えないんですけどね!
1週間のお休みが学生に与えられました!プチ春休み!

私は、休み前半は、冬休みにお世話になったホストファミリーのお宅で
過ごさせていただき、後半はキャンパスで課題をすることにしました。
Nuit blanche 
フランス語で"Nuit blanche"、日本語で「白い夜」という
モントリオールでこの時期に開催されているお祭りに
連れて行っていただきました。
お祭りの簡単な説明としては、モントリオールの
「冬祭り」といった感じで、
この日だけはモントリオールの市街地の
レストランや居酒屋が1晩中開いており、また
オールドモントリオールの博物館が一晩中、無料で
入ることができます。
また、オールドモントリオールの広場に氷のモニュメントが
つくられていたり、ライトアップされており、とても綺麗でした。

平日でも9時には確実にどのお店も閉まっているカナダですが
この日は別で、夜12時ごろでも多くの人に溢れていました。
シュガーシャック:雪の上にメープルをそそぎ、雪の上で転がして
メープルを個体にしてキャンディーのようにして食べるお菓子です。

1年に1度のお祭りということで、
連れていっていただけてラッキーでした(〃▽〃)
また、別の日に友人にスケートに連れて行ってもらったのですが
このように玄関にアメリカ・カナダ・ケベック州の旗が
飾ってあったり、ホッケー選手をかたどった大きな人形が
あったり(スポンサーはヒュンダイでした。)
ここでもまた"GO!CANADA!GO!HOCKEY!"を思い出しました。


Identity Crisis
以前書かせていただいたのですが、私のホストファミリーは
イラン出身のお父さんと、スペイン出身のお母さん、そして
2歳と0歳の娘さんがいらっしゃる家庭です。
家庭の中では、主にペルシャ語とスペイン語が
メインの言葉として話されていて、娘さんも
スペイン語とペルシャ語を話しているので、
冬休みにホストマザーと、
「娘さんたちは大きくなったら、スペイン、ペルシャ、英語、仏語を喋れるようになるんですね~!」
という話をして、ただ2か月前は純粋に「すげえなマルチリンガル。いいな。
」という印象を漠然と持っていたのですが、
今学期「ケベックの社会」の授業を受講し、
新たに学ばせていただいたことがあります。
それが”アイデンティティー・クライシス”です。
私の場合で考えると、「「日本という国」に生まれ、
「日本語」を話し、国土の中にいる人間はほぼ共通の「日本史」を教育されます。
このことから、「私は日本人である」という、日本人アイデンティティーは
物ごころついた時から、当たり前のようにもっているものです。
しかし、ここカナダ、さらにケベックでは事情がまた異なります。
「カナダ」という国でも、特異な歴史を持つ「ケベック州」、さらに
その歴史さえも「ケベック」に住んでいるからといって、皆が共通しているものでもありません。
フレンチ系ケベコワから見る「ケベックの歴史」、アボリジニから見る「ケベックの歴史」
このように様々な視点があり、この視点から、
いくら「ケベックで生まれ」、「フランス語」を話そうとも
「自分はケベコワではない」と思う人もいるそうです。
それを聞いた最初は
じゃあカナダ人でいいんじゃないか、とわたしは思ったのですが、
教育はフランス語でなされ、「ケベックはカナダと明らかに異なる」という知識も
ケベックの特異な文化や言語を守るために学校で
教えられるので、簡単に「カナダ人」とも思うことができず、
「一体自分は何人なんだ」 "Who I am?" と
自分自身がわからなくなり、主に子どもを苦しめる原因になるそうです。
これが、"アイデンティティークライシス"です。
ケベックでは珍しいことではないらしく、私は社会学でこのことを学びましたが
YPUから同じ交換留学生として教育を学んでいる友人は
「そういった子どもにたいして、どういう対処をするか」を授業で学んだそうです。
実際に、フレンチ系ケベコワの友人と、中国系ケベコワの友人が
食堂で、アイデンティティーについてディスカッションをしてくれたのですが
日本じゃ、日本人としてのアイデンティティーについて考えたこともなく、
友人の、"Actually, I don't know, who I am still."
この言葉と、その時感じた息苦しさは忘れられません。
新たな知識を得ることは、第三者としてはとても楽しく、いつもわくわくさせてくれます。
しかし、いざ自分の生活や、友人とダイレクトに関係し、知識が生活の中に
見えると、「知識」としての「楽しい」は、急にとても近く、もっと重く、もっと深刻なものに感じます。
物事を高いところからではなく、かたよった視点でしか見れなくなりそうで
少し怖かった経験です。
ばっち先生の「足を片方だけつっこんでおく感覚」を忘れたくないと思いました。
この経験、知識を経て(得て)からスプリングブレイクで再会した、
2歳の娘さん(私にとっての天使です)は
この1月から幼稚園に通いはじめたらしく、
冬休み中は、全く英語を話さず、理解していなかったのですが
この春休みには "Mom, I'm tired." "Come on! Kaocha!"
と少しですが英語を喋り、また理解できるようになっており
(天使と意思疎通できて全私が歓喜感涙)
子どもの成長のはやさを実感し、驚き、嬉しく(そして少し寂しく)なると
同時に、大きくなるにつれ、彼女もアイデンティティ・クライシスに
苦しむのだろうか。と考えさせられました。
ケベックの社会の問題点に、肌で触れたと実感した瞬間です。
いやもう個人的なこといえば
天使なんですけどね2歳児天使ですはい天使
ありがとうございます幸せですやばいです
良い息抜きでした
ホストファミリーと過ごせたこの休日で
すっかり元気になりました。
いやいつも元気なのは元気なのですが。
日本の母から「梅が咲きそう」とさきほど
メッセージが届いたのですが、こちらは
まだまだ冬です。
目をこらして見てください。
氷点下の気温のなか、氷の上に立つカモ。
そしてその氷に囲まれている川の中で泳ぐカモ。
あの毛皮にくるまりたいです。
寒い。
キッチンを借りて日本食を作らせていただきました。
本当に素敵なご家族に出会えたことが、幸せです。
ミッドタームが終わって、ブレイクで浮かれましたが
気付けばファイナルが目前です。
しっかり気をひきしめて頑張っていこうと思います。
ここまでお目をとおしてくださり、
ありがとうございました。
かおちゃ
3月6日最近むーあがよく連絡をくれます。ぐふふ。






