なぜ、母が、

私に愛情を向けなかったのか、

思い出した。





私が生まれて、

私の顔を見た親戚や知人が、

祖母にそっくりだ、と言った、と。

それで、愛情が無くなったと、

子供だった私に、母が言っていた。



祖母は、母の母親だ。

何が気に入らなかったのか…。



新生児の顔など、誰に似ているか分かるはずもない。

そこまではっきり分かるなら、

産院での取り違えなど、起こらないだろう。



ただそれだけのことで、

母は、私を嫌いになった。



私、何もしてない。

生まれたばかりだった。

私は、悪くない。