杉本彩さんの6年ぶりの舞台
「愛と魂の告白」Tango Confessionに
青山グランドホールへ観に行って参りました。
2010年からご指導いただいている
エンリケモラレス先生出演
杉本彩さんとの初タンゴダンスペア初共演のアルゼンチンタンゴショー
コロナ禍真っ只中、勤務先信濃町の慶應義塾大学病院へ渋谷駅から徒歩通勤途中、
休憩スポットとして頻繁に立ち寄っていた
青山ベルコモンズ跡地に建てられた
青山グランドホテル内のイベントホールへ
職場が変わりまさに三年ぶり
師匠と彩さんのタンゴショー鑑賞の期待感いっぱいで
少し早めに着いてしまい観客として
到着2番目だった…
杉本彩さんの6年ぶりの舞台
「愛と魂の告白」は、
まさに人生を体現したタンゴであり、観る者の魂を揺さぶる唯一無二のステージでした。
本場のアルゼンチンタンゴショーとは一線を画し、彩さんの人生経験から生まれた痛み、葛藤、そして愛といった普遍的なテーマを、タンゴという情熱的な言語を通して表現する。
それは単なる踊りではなく、彩さんの心の奥底からの告白、あるいは暴露とも言えるほどリアルで、
まさに杉本彩さんにしかできない「タンゴアート」だと感じました。
2010年からエンリケ先生の生徒として、発表会だけでなくタンゴセラピーとして病院(ICU)介護施設、
今年は医療学会、テレビNews番組
さらに昨年はブエノス・アイレスのミロンガでペアリングさせて頂き
数え切れない曲でデモさせて頂いて参りました。
踊る自分の存在を意識しながら、
別の時限の世界、ステージに
立たせて頂いて参りましたが
女優 杉本彩さんの
今回の エンリケモラレス先生との
タンゴステージは
彩さんの魂の叫びが、タンゴという情熱的な言語を通して、ダイレクトに伝わってくる感動がありました。
タンゴソル日本橋で習い始めた頃
スタジオのあった宝町界隈で俳優かと囁かれたエンリケ先生ですが、
時を経て
彩さんと踊ることでリアルなアーティストとしてさらに輝きを増し、
タンゴアートを女優杉本彩さんと体現しているお姿は私にとっても感極まる感動がありました。