昨夜、主人の親友のMさんから電話があり、「あの…何と言うか…あの…」と何か言いにくいお話しでもあるのかしらと言う感じで一瞬心配したけれど、



「坊っちゃん、元気ですか?奥さんも元気ですか?」と言われ、いつもの流れになり安心する



「Mさん、奥さま、お変わりないですか?」と言うと、「頑張ってます!」とMさんらしいご返答



すると「話は違いますが…」とMさんの妹さんの話題になる



妹さんも若い頃に旦那さまを亡くし、最近ご縁があり再婚の話が出たとか…



「まあ、そう言う奴もいるんですよ」と言いつつ、その後「奥さんも第二の人生を歩むと言う選択肢もありだ」と遠回しに話そうとしているが



どんどん遠回りし過ぎて意味不明になってきて、私が戸惑っているのに気付き、「すみません!僕、酔っぱらってるんで!」と逃げた(笑)



( 酔っぱらっているの知ってますよ!)と思いつつ、「きっと私を気遣って頂いての話ですよね」と、感謝する



次に「ぶっちゃけ言ってもいいですか?」と言われ、何を言うかと思ったら「奥さん、アイツが偉そうにしてばかりだったから大変でしたよね!あまりに奥さんに威張るから『いいかげんにしろ!このヤロウ』って怒ってやったんですよ」といつもの話題になり



私は「Mさんがそう言ってくれた時に『言って!言って!もっと主人に言ってやってー!』と思っていたんですよ」と言って、二人で大笑い



私は「あんな調子なので、お友だちとの関係は大丈夫なのかしらと心配していたんですよ」と言うと、「それはそれで大丈夫なんで!」とキッパリ



そうだよね…主人とは小学校時代からの親友で気心知れた仲で、私よりも長い付き合いなんだものねと、Mさんの主人への愛を感じ感服…私の負けね!



もしかしたらMさんは私に「そんな主人が好きでした」と言って欲しかったのかもしれないと思った



最後に「今度、うちのを連れて遊びに行っても良いですか?」と言われ、「主人がいなくなってもずっと気にかけて頂いてありがとうございます」とお礼を言うと



「アイツが好きだから…」と言うMさん



やっぱり私の負けね

(勝ち負けの話じゃないんだけどね…)



Mさんは息子と私を通して主人を想っているんだと実感した



当時、私は主人の嵐のような感情の大波にのみ込まれるしか出来なかった



主人の人格障害に翻弄し疲弊し、残った感情は『愛』ではなく『情』…



それでも時々、会って話したいと思う事があるし、もし会ったら泣き崩れてしまいそう…



今回の電話で思ったのは、今も主人を想い懐かしんでくれるMさんがいてくれて有り難いなと言う事



そして主人にそっと謝る…

一緒に波に飲まれてしまってごめんねと






取り留めもない話を読んで頂いてありがとうございました