アンチエイジングとは、老化・加齢に対抗すること。
「老化」とはいったいどういうことなのでしょうか?
人は知らないうちに老化が進み老いを感じます。
老化とは、活性酸素などによる細胞膜の酸化や
若さを保つためのホルモン分泌の減少、精神的
弱体化が始まり生きがいを失うことなどが原因と
されています。
アンチエイジングの最新話題で、
食事の取り方のお話です。
老化の一番大きな原因は細胞の遺伝子が酸化してしまう、
つまり「さびてしまう」ことだと考えられています。
原因は、活性酸素でこれがDNAに働くことで酸化してしまう。
活性酸素とは、まず簡単にいうと食事を取って熱を生み出します。
体の中でエネルギーを作っていくときに必ず活性酸素が出てきます。
若い頃は活性酸素を効率よく消してしまうメカニズムが働きますが、
加齢とともにメカニズムの作用が少なくなり活性酸素が増えてしまう。
アンチエイジングの方法としてカロリーを減らす。
つまり、カロリーを取ると活性酸素が出るから、カロリーを減らす。
活性酸素を減らすには、科学的分析の結果、カロリーを少し減らす、
食事をスキップする(ファスティング)プチ断食、運動エクササイズです。
運動や食事をしばらく取らないと「サーチュイン」という遺伝子が活性化
していきます。原始的な生き物から霊長類すべてにわたって持っている
生命に共通した遺伝子です。サーチュインの仕事の役割が遺伝子の傷を
つけにくくすること。
定期的に食事を取らないことは古来より行われていた
今世界で最も注目されているもものの一つにファスティングがあります。
狩猟時代には定期的に食事を取れる保証はありませんでした。
私が断食道場に行ったときに、1ヶ月ぐらい水だけで過ごせる話を
聞いたことがあります。おそらくそれくらいは獲物が捕れないことも
あったのでしょう。宗教の伝統の中にも断食があります。
「5:2ダイエット」の流行と驚くべき効果
カロリー制限よりいいということでファスティングの方法です。
世界的にも注目されているのは、1週間のうち5日間は好き放題食べ
2日間だけは、カロリーを4分の1に抑える「5:2メソッド」です。
特徴として、5日間は何でも食べてOKですが、2日間はあまり炭水化物を
取らないで、主に野菜と卵、あるいはお魚のようなものを朝、そして夜に
取るがポイント。
ダイエットに関する驚くべき事実で、体重が痩せると血圧糖尿も改善されます。
それに非常にエネルギーが増してくる、やる気が出てくることも分かっています。
脳の中に「BDNF」というやる気や幸せホルモンが増えてくることも。
もう一つ、ダイエットの秘訣として食事と食事の時間を空ける。
例えば、ダイエットをする日は朝食を7時、夕食を7時に取ることで
12時間ほど空けると更に効果があるといわれています。
小分けにして1日6回食べるよりも1日2回きちんと食事をする方が
糖尿病になりづらいと言うことが研究で分かってきています。
まだ5:2ダイエットは日本の中では話題になっていませんが、
毎日カロリーや食事量を制限することに比べて、長続きし、意欲も
湧き、元気になってくるということです。
面白いことに次の日は、食欲が上がるということは、あまりありません。
自分で食事に気をつける習慣になってくるといわれています。
ネットでも「5:2ダイエット」の類記事も出ていますので、参考にしてください。
またこの記事は、順天堂大学の堀江先生の講義禄を参考にさせて頂きました。
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