正研座で2人座長としてやっていたが・・昨年10月に2つに別れてできたのが浅井劇団と浅井研二郎劇団である。
5月のなか座公演は、そのうちのひとつである浅井研二郎劇団である。
大阪で・・・若い座長さんや団員ばかり観て来たので、中年の男前座長さんや大人顔負けの芸達者な子供さんの踊りは新鮮であった。
19歳で主演を務めた長女のひかりさん、次男の大空海(たくみ)君は11歳でいい顔をしている。
長男の海斗(かいと)君13歳は、最初大衆演劇が好きでなかったらしいが、お父さんが自前の劇団をもつのなら僕も協力するといって一生懸命稽古に励んでいるらしい。
本格的にやり始めてからまだ日も浅いのに・・・・なかなかのものである。面構えが凛として、成長が愉しみである。
子供といっても侮れない。大阪で人気役者さんを見てきたばかりであるが、舞台を務める姿には心打たれるものがあった。何よりもはちきれんばかりのパワーを感じた。指先の一本一本の動きが丁寧なのもいい。
これは、数年後が愉しみである。 また・・・なか座通いが始まった。