7月20日検査結果の連絡がありました。
針生検では何の腫瘍かわかりませんでした。
でも 更に詳しくデータを診てもらった結果 心臓にも小さいものが転移 そして右股関節の深い所にも転移があり おそらく血管肉腫だろうと…
より詳しく調べるには組織生検をする事になる。
右股関節の腫瘍はかなり奥深い所にあり、肝臓の腫瘍もかなり散らばっているのでリスクが高い。
痛い思いをしても悪性腫瘍には変わりはないので組織生検はしない事にしました。
そしてこれからの治療をどうするか?
辛い治療はさせたくない。
でも まだまだ側に居て欲しい。
すごく悩みました。
主治医とも相談して とりあえずメトロノーム化学療法で2週間、微量の抗がん剤を投与する事に。
レオンが辛そうなら直ぐに止めよう。
この治療法でも効果は無いかもしれない。
これから先、少しでも辛い時間が少なくなるように。
緩和治療を選びました。
この選択が正しかったのかどうかはわかりません。
先生には もしこの治療法で少しは楽になっても いつかは効かなくなり その時は苦しむだろうと。
7月30日㈯の朝から抗がん剤を始めました。
夜は今まで飲んでた痛み止めを服用。
パンティング以外は下痢も嘔吐もなく食欲もあったけど少し怠そう。
主治医にも治る見込みはないから覚悟するように言われたけど
このまま何もせずレオンが弱っていくのを見守るか
少しでも抗がん剤が効いてレオンの苦痛を和らげられるのかの2択でした。
猛暑で健康な人間でもしんどいのに毛むくじゃらのレオンは暑さもあり もっとしんどいだろうと思い後者を選びました。
ものすごく悩みましたが
余命宣告をされても諦めたくない。
まだまだレオンの側に居てたい。
レオンの笑顔を見てたい。
美味しい物を食べさせてあげたい。
少しでもレオンの苦痛を和らげてあげたい。
ただそれだけ。
私のエゴかもしれないけど。
その時は それしか考えられなかった。
みゅうも暑いのにレオンにピッタリくっついて寄り添ってる。
レオンは暑くて迷惑そうやけど💦
この穏やかな日が1日でも1秒でも長く続くように毎日祈ってました。