全国で統一選を延期すべき6つの理由 | 統一地方選挙の全国延期を求める国民運動のブログ

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2011年の統一地方選挙は被災地限定ではなく、全国で延期をするべき! #senkyo_enki をつけてつぶやきを!

なぜ全国で統一地方選挙を延期するべきなのか、私たちは6つの理由があると考えています。

1)統一地方選挙の主旨に反する

そもそも「有権者の選挙への意識を全国的に高め」「選挙の円滑かつ効率的な執行を図る」というのが統一地方選挙の主旨です。未曾有の震災と原発事故が続くなかで、この2つの目的が達成されるとは到底思えません。

2)投票率が低下する可能性が高い
新聞やテレビといったメディアも震災と原発事故の報道が中心になり、統一地方選挙の報道は例年よりも大幅に減り、投票率向上キャンペーンも相次いで中止となっています。立候補者の間にも選挙活動を自粛する動きがあり、有権者の関心は高まらず、投票率の低下が予想されます。

3)復興支援に取り組む有権者の投票機会を奪うことになる
今被災地に赴いて全身全霊を掛けて復興にあたっておられる医師や看護師、自衛官、警察官、消防士、ボランティアの方々から、居住地で候補者の情報を得て投票する機会を奪うことになります。

4)被害状況が確定されていない
現時点でも行方不明者数は増え続け、原発事故の影響エリアも予測がつきません。被災者の疎開も検討する必要があるなど、阪神淡路大震災などと異なり被害の規模や影響範囲が今後ますます拡大するおそれがあります。

5)首長・議員・自治体職員が動けなくなる
選挙となれば行政の責任者である首長や、有権者の代表である議員、災害対応や被災地支援に尽力している自治体職員が拘束されます。被害状況が確定されない中で、政治家や自治体職員が選挙で動けなくなる事態は避けるべきです。

6)これからの4年間を決める選挙である
4年前の民意で選ばれた政治家の任期を数ヶ月延ばすことは大きな問題ではないと考えます。復興に向かって政治の力が試されるこれからの4年間を決める選挙に、有権者の民意が正しく反映されないことが最大の問題です。