「あなた誰よ!!!!」
私は倒れた人を指差して言うと、倒れた人は「う…ううう」とうなっていた。
苦しがっているように見えた私は、倒れた人の近くに行った。
「どうした…ひっ」
血が流れていた。
真っ赤な綺麗な血だった。
…この人はバンパイアなんだわっ。
「…けてください…助けてください…!!!」
バンパイアを助ける気に私はなれなかった。
バンパイアは恐ろしいのよ。
血をすうのよ。
バンパイアなんか助けたら私は嫌われるに決まってるわっ!!!
「あなたに…こ…これを…わ…し…に…ま…した……。」
バンパイアが手に持っているのを見ると、私のハンカチだった。
これって…パパが私のために買ってきてくれた有名ブランドのハンカチ…。
なくしたと思ってて…パパに合わせる顔がなかったけど…
「今すぐ助けるわ!!!!!!!!!!!!!!!!」
私はバンパイアを仰向けにして、血を流れるのをハンカチで抑えた。
「ちょっと!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
誰か来なさい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
私は叫んで、召使いを呼んだ。
これぐらいの大声で言えば、絶対に来るわ。
「姫様!!!どうしましたか…ってえええええ!!!??」
召使いは驚いた。
そりゃそうか…。
何事かと思ってきたら、血を出して倒れている人がいるんだもん。
しかも私はその近くにいるし…。
「そんなのいいから、早くお医者様を呼んできなさい!!!!
たしかパパとお茶会をしてらっしゃったわよね!!!!??」
「はっはい!!!!!!!!!!!!!!」
今日はこの街で一番有名のお医者様とパパがお話をする日。
この街で流行っている病気は何か…、
自分も知らない病名などを教えに来るのだ。
パパ達はその話が終わったら必ずお茶会をして、翌日お医者様は帰る。
まだまだ時間はあるわ。
「…っ…。」
「痛くても耐えなさい!!!!!!!!生きたいのなら、しっかりしなさい!!!!!!!!!!!!!!」
「は…はい!!!!」
「声はだしちゃダメよ!!!!!!!!!!!!!!!!!」
そう言っていると、お医者様は慌てて私の部屋に入ってきた。
そしてすぐに治療を始めた。
私は召使いに呼び出された。
きっと注意されるんだわ。
でも召使いなんて怖くないから、へっちゃらだけどね~~!!!
「…姫様。」
「なあに?」
「あの人は…バンパイアですよね?」
続く。