「あなたの血をいただきにまいりました。」
バンパイアはニコリとして首を噛んで、血をすった。
「これであなたはバンパイアの花嫁となります。
よろしくお願いします。姫。」
バンパイヤは腕を掴んで、飛んだ。
その後のことは覚えていない。
「っていうお話があるのよ。リナン。」
友達のエイナが私に今噂の「バンパイア」の話をした。
最近、この国では「バンパイア」を見た。という人が多いみたいだ。
だが、「バンパイア」に被害にあった人はいないということだ。
「でもでも!私たちのお城には警備する人がずーといるから安心よね~!」
「んなこと言ったって、バンパイアは空も飛べるのよ?意味ないわ。」
エイナは「バンパイア」に詳しいみたいだ。
私の質問には必ず答えてくれる。
「エイナ。バンパイアみたの?」
「ううん。噂をたーくさん聞いちゃって、頭に入っちゃった!」
「こここ怖くないの?」
「怖いけどさ、私はいつも寝るときにニンニクを置いてるのよ。」
二…ニンニク?
「バンパイアはニンニクが大嫌いなの。
後ねー、十字架も嫌いみたいよ。」
「じゃあ私は安心ね。」
私は首につけていたネックレスをエリナに見せた。
エリナは「あ、そういえばそうね。」と言った。
これはママからのプレゼント。
何事からも神様、ママが守ってくれるというネックレスだ。
ママは今、この世界の調査に行っていて留守。
今城にはパパと一緒に暮らしている。
「あ!私もう帰らないと!ここに来たことがバレちゃだめなの!
今日は外出禁止だって言われて…。」
「あ、そうなの?じゃあね~ばいばーい!」
エリナは走って帰っていった。
エリナは商人が集まる場所に城がある。
私は海の近くの城。
この町ゴールドタウンはお金持ちが集まる町なのだ。
「あーあ。次はピアノのレッスンかー。」
うー「バンパイア」のことを考えただけで
ぞっとしちゃうよおおお…。
私は周りに「バンパイア」がいないかを確認して
走って帰っていったのだった。
「「ん?これは?」」
続く。