お別れです | マイクと michi のブログ

マイクと michi のブログ

マイクはアメリカン・ショート・シルバー・タビーのメタボ猫。michi はマイクの「飼い主」兼「婆や」。大事なマイクを忘れて、イチローや高橋大輔に夢中になることがよくある。マイクの名前はマイケル・ジョーダンから。ネコとネコ的な男性アスリートに胸アツ。

7月26日

昨日は土用の丑の日だったの?
飼い主の michi、殆ど何も食べてないから気が付かなかった

実は24日の月曜日の夜、僕は虹の橋を渡りました


先週の木曜日、夕方までは元気だったんだよ

金曜日に病院へ行ったら、腎臓機能を表す数字が生命体の限度を超えている
膀胱におしっこが溜まっているわけでもない
腎臓がすべての活動を止めていた

去年の秋から止まらなかった血尿
原因は腎臓の周りにできた腫瘍らしいということで
ここまで頑張れただけで凄いことだったのかも

腎不全の末期では輸液といって、連日点滴を行なうことが多いけど
飼い主は触られるのが大嫌いな僕の事を思い、自宅で見守る事を選んだ


ヨーグルトやチーズなら少し舐められる
でも、結局戻してしまう
よろめきながらトイレに行っても何もできない

土曜日、せめて僕の口にはいりそうなものをと飼い主が買い物に
1時間もしないで戻って来たのに
心配した僕は玄関まで出てきて帰りを待つ
その姿を見て涙腺崩壊した michi、それから片時も僕の側を離れずにいてくれた


日曜日、予定では飼い主のお友達がたくさん集まってくれるはずだったの
春にお花見に来てくれた大輔ファンのお友達
一緒にダンスを見ようねって

1週間早ければね、僕も楽しい時間を過ごせたんだけどな
愛想が良いわけでもないのに、お友達が集まると
スリスリしてみたり、リラックスした寝姿を見せたり
僕、ダイスキだったんだよ、皆さんの事


時々痙攣
苦痛を感じてはいないとネットに記されていたけど
見ている michiは辛かっただろうな

天国のママに苦しむ前に迎えに来てあげてと頼んでいたし

飼い主は何度も何度も、おそらく数百回も
私のニャンニャンになってくれて有難うと言ってくれた

いえいえこちらこそと答えたかったんだけど、声に出来なくて


月曜日の夜、足元にいる僕がクッという声を出した
よだれが出ていたので拭こうとしたら、もう息をしていなかった

あっけないくらいに



飼い主はいざという時の段取りと実行力はある

もしもの時は、家族の墓のある高尾霊園で荼毘に付したいと思っていた

1時間半はかかるし、しかも電車
この真夏の日に
腰を痛めているのに、僕を運べるの?

でも、1人でやり遂げてしまった
月曜日の朝早く高尾へ


直前でも寝ているような姿の僕
目元にお別れのキスができるくらい、綺麗なまま
涙でぐちょぐちょだったのは飼い主の方

霊園では丁寧に丁寧に対応して頂いた
お骨も綺麗に集めてくれて
15歳の猫で、ここまで見事な骨は初めてと言われた

幸せなキャットライフだった事が分かりますよと

これで良かったんだと自分を懸命に納得させていたけれど

馬鹿だなぁ、michi
骨を見なくたって僕が幸せだったことくらい分かるでしょう
素敵な15年だったよ

ともに帰宅
午後、michiは死んだように寝ていたけど大丈夫かな


これまで僕を応援して下さった皆様、お世話になりました
変てこなブログを読んで下さって有難う
僕は旅立ちますが 飼い主の michiの人生は続きます
これからも、彼女を宜しくお願いしますね


ここから少し写真を
大丈夫、見て辛いものはありません


金曜日の病院
元気がないはずなのに、ウーウーと威嚇を続ける

 


 

こんな時でもイケメン
僕のライバルがね、みなイケメンなので
顔面偏差値を下げるわけにはいかないの

土曜日の朝
猫ベッドを作っても床に
思い通りには動かない



 

 

お買い物から帰ってきた飼い主を迎える
もう、お外に行かないでね




 

そう言えば日曜日の夜
泣き疲れた飼い主が少しだけ気分を間際らそうと
ゆるいスターズ・オン・トークを見ていた
力強いダンスは見たくなかったので

ライバルの出現を悟った僕は
知られないように玄関の廊下に

見終わったら足元に戻ってきた



 

 

これは月曜日の朝
僕からの有難うでした