忙しいけど、楽しいことがいっぱいの飼い主の michi
でも、止められないんだな、フィギュアスケート界のこれからへの心配
僕が寝ている間に、書きなぐって下さい
いや、起きて見ていよう
怒りと悲しみにあふれたネコの目で
国際スケート連盟(ISU)の会長選挙が終わり、悪名とどろくチンクアンタは名誉会長へ
実権がないことを祈るばかり
そしてこの会長選の裏側を詳しく報道した記事がオンラインマガジン Ice Skating International: onlineに掲載されました
内部事情が詳しくあばかれています

2016 ISU Congress Highlights
会長候補は4人
以前インタビューを載せた英国のブキャナンは最初から勝つ見込みはなかったよう
有力候補はフランスのゲヤゲ、ハンガリーのサラク、オランダのディケマ (発音は適当m(__)m)
このうち、チンクアンタと同様悪名とどろいていたゲヤゲ、一度は追放されたのに権力の座に返り咲いていたゲヤゲが、実は最有力候補だったとは
しかし、春からダメ押しのように会長候補を非難するメールが各機関に届けられ
あろうことか、その中にゲヤゲ批判がなかったことから
あまりに露骨なゲヤゲ陣営の策略に批判の意見が高まり、とうとう落選
パチパチハンガリーのサラクは以前からISU資金管理でうごめいていた
なぜか自国のハンガリーに手厚く資金が廻されて批判された人物
結果、その委員会から締め出しを食っていたほど

それが立候補 選挙活動中にチンクアンタ会長への豪華お別れイベントを企画
韓国ツアーや、クルーズや、ハンガリーバイオリニストのおもてなしとか
もちろん、そこに選挙権を持つメンバーを招待していたわけですが、批判が高まり寸前にキャンセル
そして、落選
パチパチこれらの資金はいったいどこから出たのでしょうね

そして、大金をはたいても獲得したかった会長職は、どれだけ見返りがあるのでしょうね
こうやって、あまりに露骨な2人が落選、というか消去法でオランダのディケマが会長に選ばれました
でも、71歳の年齢から、会長の職務は2年間のみ
2年後の選挙に向け、権力の亡者と金の亡者が既に動き始めていることでしょう
敗れた2名も、依然としてスケート界での要職に就いたままですから
ただ一つの救いは、ソニア・ビアンケッティさんの息子であるファビオ・ビアンケッテイ氏(←氏をつけさせて頂きました)が、技術委員会のトップに対立候補もなく無投票で選ばれたこと
この記事では、新しいルールでスケーターで構成するアスリート委員会が設置されることにも触れられていますが、内容は不明のままだそうです
現役選手も参加ということにすると、極端な話、自分の苦手な技の得点を下げるなどの提案が出てしまう恐れもあるかなとのコメントも
どうなのでしょうね
もし日本から元スケーターが参加ということになったら、小塚さんに頑張って欲しいなと感じましたが
また、新ルールでの、GOE10段階評価については否定的なコメントがされています
適用はまだまだ先の話しですから、見直しがありそうですね
スケート界の将来にはっきり声を上げるスケーターが出て来て欲しい
日本も含めて、権力と金にまみれたスポーツ組織、即急に浄化されますように

