僕の日常は、ひたすら飼い主 michi との関係だけ

なでられたぁ~、無視されたぁ~、シッポひっぱられたぁ~、早くご飯ちょうだいっ!
単純明快、単刀直入、そして以心伝心
(←なんで、ネコが四字熟語始めてるの?)人間は複雑なんだね
あ、僕も、それなりの二面性を


なぜか、怪しい雰囲気を漂わせた表情を
しかし、どうどうと飼い主に見せていたのは、この姿

ね、複雑でしょ
(←かなり意味を誤解していると思う)飼い主があれこれ考えてしまったのは、昨日、親友の茅ヶ崎の奥様と出かけた国立劇場
新春歌舞伎座公演がきっかけ
尾上菊之助が一番のお目当て
素晴らしい舞台でした座長は父親の尾上菊五郎。舞台の上でも健在どころか、舞台を作り上げるのがこの菊パパです
監督のいない歌舞伎は、演目ごとの主役が何かも主導することが多い
配役、台本、背景、衣装、演技指導、音曲への指示など
芸の力量だけでなく、人望と、ある意味政治力がないと務まりません
今回、その力をじわじわと実感することに
名門中の名門、音羽屋の上昇気流は続く

若手のリーダーとも言える菊之助は順調に育っています
義理の父親は中村吉右衛門。息子がいないので、菊之助の次男誕生を切望しているとか
長男はそろそろ舞台お目見えですね
菊之助にとり両方の父親が人間国宝。これほど頼もしい後ろ楯は考えられません
今回も共演の中村時蔵。こちらは存在感のある萬屋(よろずや)の大黒柱
以前、歌舞伎座で菊五郎、時蔵の「文七元結(ぶんしちもっとい)」を見て
息の合った共演を楽しんだばかり
菊五郎と時蔵には、お互いを尊敬しあう豊かな関係が築かれているのでしょう
大黒柱の2人が共鳴しているのですから、音羽屋・萬屋一門の交流も深まっていく
音羽屋は団菊祭という一ヶ月公演を持っているので、団十郎、すなわち現在の海老蔵の後見役ともなる立場。これも音羽屋の力の見せ場となるし
今月は、若手の尾上右近の力量が上がっていました

期待される若手女形でも、なんとなく顔が間延びした印象だったのに、雰囲気のあるいい役者に
声もいい
菊之助という素晴らしいお手本も傍にいて、これからが楽しみ音羽屋には、毛色が異なりますが尾上松緑がいます
今、売り出し中のイケメン尾上松也もいます音羽屋だけで、いくつも芝居が創れるほど、役者が育っている
これ、菊五郎がいい仕事をしているということなんでしょうかね
配役を決めることができるということは、嫌いな役者と共演しないということで
典型的なのは、寺島しのぶを振って現在の奥様と結婚した市川染五郎とは共演しませんね
しかし、こちらも名門中の名門、高麗屋(こうらいや)の御曹司
音羽屋と高麗屋が仲たがいしたままでは、歌舞伎の将来に響く
禍根は次世代に残さず、という訳かもしれません。染五郎と菊之助は実は共演が多い
去年の歌舞伎座、2人が夫婦役、しかも菊之助が演じる若妻の名前が「しのぶ」
最初の呼びかけるセリフで、客席が少しざわつきました
しかも菊之助の目元は寺島しのぶとそっくりですからね

染五郎の父親の松本幸四郎、
幸四郎と中村吉右衛門は実の兄弟ですが、こちらも共演することがありません
以前は仲の良い兄弟だったのですが
しかし、今、息子の2人(1人は婿ですけれど)が共演ということで、こちらもファンの不安を軽減する結果に
歌舞伎はうごめくドロドロしたものが、かえって役者を通して見えてくるのが面白い
舞台で演じられるのは、まったくの絵空事
しかし、役者たちが人間味を見せているので、ドロドロ感も味の一つ、辛味のようで
それに比べるとSMAPの後ろでうごめいているものは、ひたすら不気味ですね

スターを作るのは、自分たちだ!というおごりとエゴが凝固剤で固まったみたいな
社長85歳、副社長89歳。もう、辞めましょうよ
そう言えば、スケート界でもうごめく人がいますよね
城田憲子70歳。
高齢者が表舞台に立ち続けることは応援します
坂田藤十郎84歳。立派
でも、後ろでうごめく人達。見たくないな

わが家の高齢者ネコ
身体はブヨブヨですけれど、愛らしい顔つき

michi、普通の写真はないの?
あるけれど、iPhone6に替えたら光の調整が微妙。これでもいい?
なぜか、セピア調





